東京の高校に通うバスケ部員のすばると
田舎の高校に通う図書委員の夏目は
バスケ合宿をきっかけになんとなく仲良くなり
すばるが東京に帰ってからは文通でやりとりを始めます。

今どき、文通っていうのが良いよね！
ノートに下書きで練習したり
返事が来るまで待ち遠しくてワクワクしたり
携帯メールのお手軽なメッセージとは違うじれったさが
この作品の爽やかさをアップさせてるんですよ！


一緒に田舎の夏祭りに行くことになって
地元の友達と楽しそうにする夏目さんを見て疎外感を感じて
つい苛立ってしまうシーンなんて
高校生らしくて可愛いなーって思いました。
そのあと浴衣の夏目さんに欲情して襲っちゃう所とかも！
いいぞもっとやれ！


でもそれから気まずくなって
すれ違ってしまう２人のじれったさがまた良いのよ･･･
手紙を出しても無視されて悩む夏目さんが健気で
初チューのシーンは床ローリングしまくりました。
キスシーン綺麗だなー。

それにしても、夏目さんの友達のメガネくんって
ちょっと夏目さんの事好きっぽくなかった？
もうちょっと絡んできて
三角関係になってくれれば良かったのになー！
と、勝手ながら思ってしまいました。


この作品は２人の成長を描いていますけど
すばるの成長が絵からもちゃんと感じられてすごいなーと思う。
背が伸びただけじゃなくて
雰囲気も後半に進むにつれてちゃんと大人っぽくなってる。

最初は「どっちが攻ですか受ですか！」って思ってたけど
最終的には「もちろんすばる×夏目だよね。」って
納得できて良かったですｗｗ
（まぁ私はリバでも一向に構いませんがね？）

すばる、すごくカッコよくなったなー。
反対に夏目さんはすごく可愛らしくなった印象ｗ


高校生の可愛い恋愛をたっぷり堪能できる一冊でした！
前作の「放課後の不純」よりも
ちょっとだけ切なさがUPした感じですかね。
やはり魅力的な作品を描かれる方だなーと思います。
学生モノ好きな人におすすめ！


エロ★★★
萌えた★★★★★
切ない★★★
笑える★★
買って良かった★★★★★

→関連記事
放課後の不純　梶ヶ谷ミチル【感想】