たわむれに肌を合わせることも多くなった
閉じられた世界で 日ごと現実は遠ざかる
俺はなぜここから逃げ出したいのか 分からなくなりそうで
<あらすじ>
その日暮らしの譲は、かつてお金持ちの家のお坊ちゃんだった。住んでいた屋敷が、自分の世話係だった岩瀬のものになっていると知った譲は、ある日、岩瀬を訪ねる。今や注目の起業家となった岩瀬と8年ぶりに再会する譲。だが、岩瀬を騙して利用するつもりだった譲は、逆に岩瀬に捕らえられてしまうのだった。それが譲の監禁生活の始まりで…!?
8年ぶりに再会した元世話係×元お坊ちゃんの監禁もの。
どうやら緒川先生は少女漫画作家さんらしいですね・・・
絵の好みは分かれる所かと思いますが
BLデビュー作品なのにクオリティ高い一冊です。
表紙の雰囲気好きだなー
■王子の箱庭
かつてお金持ちのお坊ちゃんだった譲は
今や有名企業家となった元世話係の岩瀬と再会し
岩瀬から財産を奪おうと企むのですが
逆に岩瀬に捕らえられて監禁されてしまうストーリー。
お話はよくある監禁BLという感じなんですが
顔はにこやかで穏やかなのに
鎖でつないだり股間にフォーク付き立てたり
行動が病んでる岩瀬の恐さ・・・
昔のようにお坊ちゃんみたいな服を着せて
まるで子供をあやすようにフルーツを食べさせるシーンが
何とも言えない恐さに包まれていましたww
だんだん抵抗する気も起きなくなる譲が
次第に心まで囚われていき、互いに依存しあうという
ドラマティックなラストが印象的な作品ですね。
大人になって汚れてしまった譲の色っぽさや
昔の思い出をいつまでも引きずる岩瀬の切なさなど
意外に(って言ったら失礼か)読み応えあるお話だった。
■断熱線上の鼓動
寮の同室で暮らすルームメイトに見せ付けるように
女の子を連れ込んでエッチなことをする攻と
ヘッドフォンをして見ないフリを続ける受。
一線を越えないように耐えているのに
嫉妬して「行くなよ・・・」と言ってしまう受が可愛い。
どうでもいいんだけどこの作家さんさ、
受が上に乗っかるえっちシーン多いよね。
いいぞもっとやれ。
なんか、すごく正統派のBL読んだーって感じでした!
全体的にベタッとした暗い雰囲気のお話ですね。
今後の作品も非常に楽しみです。
排他的でちょっと病んでる主従関係が好きな方におすすめ☆
エロ★★
萌えた★★★
切ない★★★★
笑える★★
買って良かった★★★★
1. 愛読してます!
タカジョウさんのレビューを見ていると好みでない漫画も面白そうに感じて、売りに出した子達をまた読みたくなってしまいます。(笑)そのくらい楽しいです。
更新大変でしょうが、楽しみにしていますので頑張ってください(^^)/
>ベータ様
ありがたいお言葉ありがとうございます(´;ω;`)
いろんな方とBLの感想言い合いたくて始めたブログなのでコメント頂けるのは本当に嬉しいです。
これからも頑張りますー!^^