親友に毎日「好きだよ」って告白してるのに
付き合いたい訳でもなく、エロい事する訳でもなく
それ以上何もしないまま卒業してしまうヘタレな泉。
一度だけ、痺れを切らして
受が誘ってエッチをするんですけど
相手の為に別れを選ぶというお話です。


これさ、私読んでてすっごく攻にイライラしたんだけど
好き好き言われ続けてウザがってた受が
勇気出してエッチさせてくれて、
実は受も泉の事が好きだった事が分かるんですよ！

でも1回だけエッチして、
「さよなら、元気でね。」って離れ離れになるの。
意味わからなくない！？
そこからラブラブになる所じゃないの？？

私はヘタレ攻がすっっっっごく好きですけど
それはエロい事をする時だけ急にガツガツするっていう
ギャップが前提の話であって
ヘタレすぎてエロい事もできない攻は嫌だよｗｗｗｗ

これから大好きでたまらない人とエッチできる！って時に
ボロボロ泣いてしまって
受にリードされるまで何もできないなんて･･･
私はもうちょっと理性飛ばしてくれる
攻の方が好きです。

最後の最後にちょっとだけ強引になってたのは良かったので
そういうギャップをもっと見せて欲しかったなー･･･


この物語の序盤では、
ひたすら攻が受の事を好き好き！って言ってるのに
徐々に逆転して受の方が追いかける構図になるのが
とても面白かったです。
受が男らしくて可愛くて、
「してくれってお願いしなイカンの？」って
誘い受けする所とかすごく好きでした。
そこまで言わせてしまう攻にはやっぱりイライラするけどｗｗ


色々文句を書いてしまいましたが
お話としては結構好きでした。
じゃのめ先生のサイトや同人誌を纏めた本だそうですけど
一冊まるごと表題作で読み応えあるし
2人の無器用さに切なくなる作品でした。


エロ★★
萌えた★★★
切ない★★★
笑える★★
買って良かった★★★