まず、主人公はこの表紙の中央に座ってる
ロン毛の着物の人なんですけど
「最愛の人」「彼氏」「セフレ」「大切な友達」など
周りの人を細かくパーテーションで区切れる
器用な人だそうで・・・
好きな人がいても恋人作るし、セフレもいるし
ずっと壊れない安心を与えてくれる人もいて
しかもそれぞれに対して真剣だし、純愛だし
この人の家を中心に男が集まってきて
不思議なコミュニティが出来てるのw
一番欲しかったものが手に入らなかったから
代わりに家族愛も恋人もセフレも全部手に入れて
毎日愉快に過ごすんだ!っていうポリシーは分かるけど
最終的に誰か一人に決めて欲しかったなぁ。
「お前の娘になりてぇな」のシーンで
橘高と恋人(家族?)になって終わると思ってたのに・・・
橘高インポだけどな。
このお話、登場人物みんなエゴが強すぎて
オイオイと思ってしまう所も多々あるんですけど
その中で、春威と旬の友情と愛情で揺れる感じが
すごく純粋で若くていいなと思いました。
春威が家の中で女装してるのにはワケがあるんですが
これは前作読んでない人には分からないと思うので
初めての人は「コイノヒ」から先に読むことをオススメします!
女装しててあんなに可愛い春威が、急に男の顔になって
攻めっぽくなるシーンにはシビれました~
この2人はもっと大人になった姿が見たいです。
登場人物が多くて、現在と過去が複雑に絡んでいるので
私は何回か読んでからようやく理解しましたが
家族愛とか恋人とか友情とか、
色んな愛の形について深く考えさせられて
ちょっと変わったストーリーだけど楽しく読みました。
一棒一穴主義の人にはオススメできませんww
所々でてくるえっちシーンも色っぽくて
やっぱり和服プレイはいいよね!って思った。
エロ
★★
萌えた
★★★
切ない
★★★★
笑える
★★
買って良かった
★★★
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