トラック運転手をやっている永地は
友達のソウタが昔から好きだったのですが
他の友達から都合よく使われているのに
嫌だと言わずヘラヘラしているソウタに苛立っていて

ある日、友達から面白半分に前立腺いじられてたソウタを
怒りのままにレイプしてしまうというストーリーです。
永地はソウタに優しくて、いつも甘やかしてるけど
他の友達よりも特別な存在になれない事に
苛立っていたんですよね。


一方、ソウタは普通の男の子に見えて
実は永地の事が好きだった事が分かるんですが
なにげに淫乱なんですよコレが！
え、何？？急にビッチ設定ブッ込んで来るから
びっくりしたじゃないですかー！大好物です！

バイトの上司ともセフレのような関係を続けていて
「人一倍セックスが好きなんだよね」
なんて言われちゃってるんですよ！！！
大人しそうな顔して人一倍セックス好きなんて
けしからんですね！大好物です！（２回目）
バイト先の上司は酷い男だったから胸糞だった。
いつか天罰があたって欲しい･･･


小さい頃に、チョコレートが大好きだったソウタが
お姉ちゃんのぬいぐるみにチョコレートを付けて
汚してしまったというエピソードがあり
自分が触ると汚してしまうんだというトラウマができて
好きなものを我慢するようになっちゃった訳なんですけど
その辺の描写がちょっと分かりづらかったかなーと･･･
チョコレート（セックス）とぬいぐるみ（好きな人）の
両方得ることはできないから
ぬいぐるみは諦める事にしたっていう事なのかな。
この辺の理解がちょっと難しくて何回も何回も
読み返してしまったよ･･･（またしても読解力の低さを露呈）


無理やり抱いてしまったからもう友達には戻れないと
距離を置こうとする展開は切なくて
どうなってしまうのかハラハラしながら読みましたが
和解してセックスするまでの流れが
かなり駆け足だったのが残念だったかな。
動物的に、本能的にっていう事なんだろうけど
なんかよく分からないうちにくっついたなーっていう印象。

要は、２人ともお互いの事を好きすぎて
大事にしすぎてすれ違っていたという事なんでしょうね。
でもソウタの淫乱っぷりをもっと見たかったよね･･･


あと、湖水きよ先生の絵があまり安定してない気がして
なんか不安になりながら読みましたスミマセン。
線が細くなったり太くなったり
背景が何なのかよく分からなかったり･･･ｗ
全体的には嫌いじゃなかったのですが
細かい所が色々気になってしまう一冊でした。