彼女が居ないのに、将来の彼女の為に貯金している拓海が
花屋さんの手伝いでラウンジのボーイ・欣也に出会います。
イケメンでチャラいけど、ドジっ子の拓海を助けてくれて
だんだん打ち解けていくというストーリーなんですけど
このお話、最後までエロありません！

残念ながらチューまでしか無いんですけど、
２人の気持ちが近づく過程がじっくり描かれていて
読み終わった後にじわじわ萌えてくる作品ですね。
そりゃエロあるに越したことはないんだけど！エロ欲しいけど！
個人的には満足度高かったです。


拓海は年上なのにドジっ子で落ち着きが無い感じですが
親に何でも相談できるような素直な性格で
犬飼ってたりハムスター飼ってたり
何と言うか・・・微笑ましい子なんですよね。

欣也くんとデートの練習しようって話になった時
「あ！白スーツとか着ていった方がいい！？」って
キラキラした顔で言う所すごい微妙だったw
白スーツってどこで売ってるんだろう（困惑）
あと、エロい話題になった時にすごい焦ったり
コチーーーーンと固まってしまう所かわいいですね～

デートで初めてカフェのエスプレッソ頼んだら
小さいカップが出てきて焦るシーン、声出して笑っちゃったしww
初めてのカフェあるある・・・


そんな、真っ直ぐで素直な子だから
欣也くんは誰にも言えない悩みを拓海にだけ打ち明けたんだと思うし
ちょっとズレてる拓海の事でもちゃんと見てくれて
欣也くんもすごく良い子だなと思いました。

勘違いしてケンカですれ違ってしまった時も
ちゃんと自分の非を認めて謝って
「仲直りしてくれる？」って！可愛い可愛い！
若くて遊んでいるのに落ち着きがあってしっかり者という
欣也くんもなかなかのスーパーイケメンでずるいわww



まだチューしただけで真っ赤になるようなお付き合いだけど
どっちが彼氏でどっちが彼女で
攻めとか守りとか受けとか言い合ってる姿が微笑ましくて
君たちはずっとそのままでいてくれ
（でもたまにエッチはしてくれ）
って思いながら読みましたww
重くなくて、するする読める一冊でした。