女子にモテたい純朴童貞男子校生・佐野と
サブカル系イケメン大学生・藤田が
ひょんな事から知り合い、セフレになっていくストーリーです。

私、セフレから本気になっていくお話大好物だし
純朴少年の年下攻も大好物！！
すっごく面白かったー！
鮎川ハルさんの作品は、２人の微妙な距離感を描くのが
とってもリアルで上手いなぁと思います。
初エッチで、ノンケだから萎えないようにって目隠しする
シチュエーションもめちゃめちゃ好きです！（ピンポイント）


女の子にモテたくてモテたくて必死すぎる佐野が
藤田に「俺で童貞切ってみない？」と誘惑されて
快感に溺れていく様子が可愛いし
そこから本気になっていって気まずさを感じる所も良いですね。
この本すごく分厚いんだけど
"出会い→セフレ→セフレやめよう→恋人"っていう流れを
ひとつひとつ丁寧に描いているのでかなり読み応えありました。


師匠は、佐野から見たら年上だし大学生だし
すごくスマートでかっこよく見えるんですけど
佐野から貰った使い捨てカイロを
いつまでも大事に持っているシーンは可愛すぎました・・・。

あと、佐野にセックス拒否されたと思い込んで
ボロボロ泣いちゃうシーンとか
普段のクールな姿とのギャップがいいね～。
ひょうひょうとしている師匠が実は一途で
健気に佐野のことを想っているのが可愛すぎる。


でも師匠って、「あいもかわらず」では本当にモブだったし
顔も地味なモブ顔だと思っていたので
逆ナンされるレベルのイケメンだとは思っていなかった･･･
師匠が女の子にモテるキャラみたいな扱いである事が
序盤はなかなか受け入れられなくて違和感を抱えながら読みました。
最後まで読んだらオシャレサブカル系だってじわじわ理解できたけどw
SUSHIのＴシャツぜんぜん似合わない所が最高。


気になるチンコの修正情報ですが
結構修正少なめですね。びっくりしました。
って言ってもチンコ自体２回くらいしか出てこないけど･･･