＜あらすじ＞
「結婚して」そう言った男は、あっけなく海外へ留学していった。だが７年後、知は取引先で芳信に再会してしまう。ずっと一緒にいようと言う芳信を信じられず、知は結婚していると嘘をつくと、なぜか自分も結婚すると言い出して……。二人の新婚生活編の他、短編４話同時収録。








なんかこういう作品を読んでいると
日本はいつから同性結婚が可能になったのだ･･･
と、困惑せずにいられません。

いや結婚できねーし！
とかツッコむ方が野暮という訳ですね、わかります。



■臆病な花嫁／花も嵐も踏み越えて
「花嫁」系のBL作品って
ギャグが多いような印象を勝手に持っているのですが
（ほら、「嫁に来ないか」とかさ･･･）
こちらはシリアスでした。

昔、「結婚しよう」と言われた芳信と
数年ぶりに再会した知は
「もう結婚してる」と嘘をついて芳信を遠ざけようとします。

しかし、「なら俺も結婚する」と違う女を連れてきて
結婚式を挙げる予行練習をする芳信。
知は、そんな二人を見て嫉妬の涙を流すのでした。

･･･って、
なんかハッキリ言って意味が分からんｗｗｗ

なぜ「俺も結婚する」という流れになるのか。
なぜいきなり予行練習をするのか。
展開が急激すぎてわたくしかなり困惑しました。




■君がいないと僕は
医者×医者です。
受けの喘ぎ声の「ひんっ」っていうのが
なんか個人的に好きじゃなくて
気分が萎えるんですがｗｗｗ

あと、せっかくの医者同士なのに
白衣プレイが無いというのは
これいかに。





■君の名は
ヤクザ×弁護士の監禁モノです。
せっかくの監禁モノで、
しかも「気持ちよくなる薬」も使っているのに
Hシーンめちゃめちゃ少ないんですけど！

私、「気持ちよくなる薬」ネタ
すっごい好きなのに！！！
せっかくの設定が勿体無い･･･。




■ケダモノの抱擁
ヤクザ×銀行員。
前のお話とは打って変わって
エロエロでしたｗ
銀行員可愛いかった･･･。
攻めが、イケメンでヒゲ生やしたオレ様で
個人的にかなりツボなキャラでした。




■夜明け前の道を往く
元ヤクザ×刑事。
またヤクザかい！
ヤクザ多すぎるだろ･･･

そしてラブの部分は
最後にちょろっと出ただけなので
かなり物足りないです。




花嫁ものが表題作で、
ヤクザものの作品が３つもあるという
なんとも偏った本でした。


小説の挿絵が多い作家さんというだけあって
絵はとっても綺麗で、
所々ツボにはまるシーンが多いです。

ただ、ストーリーはちょっと
「萌える！！！！」とまではいかない物が多くて
ちょっと残念だったかな～。

表紙はすごく可愛くて好きなんですけどね･･･。




エロ★★★
萌えた★★★
切ない★★★
笑える★★★
買って良かった★★


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