ガジュマルに住んでる妖精は
木を大事にするあんたを絶対に裏切らない
どんな時もあんたを守る
<あらすじ>
鉢植えを買ったら、妖精がついてきた──!? 男同士じゃ幸せになれない、そう言って別れた恋人・一謙の言葉に傷ついている智久の前に、ガジュマルの妖精・カイトが現れ、「俺を大事にするならあんたを絶対裏切らない」と告げる。 でも、智久は一謙のことをふっきることができない。 一方、一謙も自分から別れを切り出したくせに智久のことが気になってしかたがなくて…… 表題作ほか、恋に迷う青年たちを描いた『砂漠の井戸』を含む古街キッカ作品集登場!
「
悪魔でハニー」と同時発売になった本です。
どちらが面白いかと言われると
私は断然こちらの「鉢植えの住人」の方が好き!
何と言っても、
こたつプレイが見られるんですよ奥さん!
私この、こたつプレイだけでも600円払う価値あると思うわ。
萌えたー
表題作は木の妖精のお話という事で
これもファンタジーか・・・失敗したかな
と思ったのですが
すごくせつなくて胸がきゅーーーっとなる
シリアスなお話でした。
しかし表紙にも裏表紙にも帯にも
一切カイトが出てこないとか・・・
それもまた悲し。
■鉢植えの住人
同級生の恋人にフラれたばかりの智久が
ガジュマルの鉢を買ってくると
精霊・カイトが付いてきます。
元彼への未練に捕らわれる智久。
仲間も居なく、他の人間からも見えなくて孤独なカイト。
傷ついた智久を守ろうと懸命なカイトの
けなげっぷりに涙。
大学にも行かず一日中セックスをしてる
智久とカイトのエロさに萌え。
でも智久の恋を応援してひっそりを身を引いた
カイトの優しさにまた涙。
最後のシーンではカイトにも
救いがあってちょっと安心しましたが
私は智久とカイトが幸せになって欲しかったなー。
■砂漠の井戸
付き合って二年目の直哉と泰幸。
将来の事とか子供が居た方がいいのか?とか
現実的な事を考え始めて不安になる二人ですが
「指輪なんかいいからずっと一緒にいてよ」
と抱き合う二人は素敵だった。
二人の関係は何も生み出さないけど
こうなった事を全く後悔していない直哉の
モノローグがずしーんと心に残ります。
■終末の空、茜色、そして宇宙・金曜、君に会いに行く
航ちゃん×翔の高校生カップルのお話です。
こたつプレイキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
エロい!これはエロい!
こたつの中で起きた事は黙っているという暗黙の下、
会話も無く喘ぎ声だけが響くHが
ものすっごいエロいんです。
こたつの中の電気が付いたり消えたりするのが
夕日とか、宇宙とか表現するのも
これまたエロいと思った。
私、このお話を表題作にして丸々一冊描いてくれたら
あと10冊買うわ・・・。
翔が昔、彼女と5,6回やったと聞いて
「じゃあ今日は6回やる」と言い切る航ちゃん、
アンタ最高だよ。
■結婚行進曲はいらない
元彼が結婚してしまい
「愛の巣に乗り込んで
嫁に俺との事バラしてやる」と
復讐を思いつく浦和。
そんな浦和に何も言わず優しく見守る大宮。
復讐は未遂で終わってしまいますが
最後は大宮と浦和が無事にくっつく事になり
大宮は9年越しの想いだったというのが
なんだか一途で良かった。
やっぱり古街キッカ先生は三角関係描かせたら
上手いですねー。
今回の本は、何と言っても
こたつプレイに尽きます。(しつこい)
だってエロいんだもの・・・
攻めの子、眼鏡かけてて大人しそうなのに
エロいんだもの・・・www
まだ読んでいない方は、騙されたと思って
読んでみて欲しいです☆
エロ
★★★★
萌えた
★★★★★
切ない
★★★★
笑える
★★★
買って良かった
★★★★★
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1. 分かりました
>ヲリさま
これはお勧めなのでぜひ☆