モノローグ多いしな･･･
セリフのポエムっぷりはヤマシタトモコ先生と
いい勝負だと思います。

しかし、そのモノローグは琴線に触れるものが多く
ただヘタレとツンデレがぎゃーぎゃー言ってるだけではなくて
お互いの心理描写がとても丁寧に描かれていています。

真面目にぐるぐる悩んだりするので重くなりがちですが
コミカルな部分もあり、楽しく読めるのも良い！



主人公の北神は、「本気の恋は重い」と言って
遊びだけのライトな関係を楽しんでいる男。

そんな北神に一目惚れした南は
フラれてもフラれてもめげずに
職場の歯科医へ足しげく通うのですが

そのたびに冷たく突き放され、
「オレもうツンデレ率9:1でも全然いい！」
と南が言うように
デレの部分がほとんどありません。


「アイツがいなくなっても世界は終わらない」
なんて言って
ひたすら南をウザがって突き放していたのに

いざ南が自分から離れると
「世界が終わるかと思った」とボロボロ泣き出してしまう北神。

気を張っていたツンデレが急に崩れて
脆い部分を見せる描写は非常に萌えですねー。

俺様という鎧で自分を守っていた不器用な北神が
ちょっとずつ南に歩み寄っていく様子が見所です。


そして、無事カップルとなり初Hとなるのですが
どっちが掘るか掘られるか
話し合う2人が面白かったですｗｗｗｗｗ

北神･･･あんなに綺麗な顔してて
めちゃめちゃ男らしかったり、エロかったりして
外見とのギャップありすぎだろ！

通常であればツンデレ受けの方が萌えるんですが
逆も、それはそれで萌えそうなので
もう君たちリバでいいじゃん！と思いました☆
（できればその辺のシーンも見たかったですが）


そして、何だかんだ言って
描き下ろしのキスシーンが一番萌えた件。



エロ★★
萌えた★★★★
切ない★★★★
笑える★★★
買って良かった★★★★


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