（まことに残念ながら）エロは無いんですけど
読み応えある一冊です。



■八月の杜
東京から来た転校生が
地元のクラスメイトと徐々に仲良くなっていくお話ですが
真夏の蒸しかえるような雰囲気と
プール、夏祭り、海、坊主頭などの描写で
ノスタルジーな空気につつまれている作品です。

お互いが好きだと気づいても臆病で踏み出せなくて
友達として今までどおり振舞うんだけど
たまに出てくるキスシーンとか
手をつないだりする瞬間が･･･
すっっっごく萌えるわけ！！！！！！！１（興奮しすぎ）

特に神社の大木で手を重ねるシーンとか
近道してる時のキスシーンとか
プールでのキスシーンとか
描写がとっても綺麗なんですよぉぉぉ（ごろんごろん）

お祭りでお面かぶって舞を踊る姿を見て
骨格だけで蒼太と分かるノアとかね･･･
それ、かなり好きじゃん･･･

チューしても手をつないでも、かなりじれったい
2人の距離感にキュンキュンしてしまいます。
個人的には、今まで読んだ学生モノの中でも
かなり上位に食い込む作品。



■ホリゾン・ブルー
表題作に出てくるおじいちゃんの昔のお話。
戦後、失明してしまった友人と友に生きていくという、
かなーーり重いテーマの作品なんですけど
「なぁ･･･伊藤くん
男を愛する事は　罪だろうか･･･」と
ポツリとつぶやくたけしさんと
「俺だって同罪だ」とキスで応える伊藤くんのシーンが
大好きすぎて何度も読み返してしまいますｗｗｗ




という訳で、
萌えに萌えた一冊でした。
坊主なのにこんなに萌えるって凄いな！
（雰囲気的に「のはらのはらの」に似てるなと思いました）
絵もすごく綺麗で、ノアがカッコよかった。
TATSUKI先生、次から作家買いします！！！！

カバー下のショートストーリーも
すっっっごく素敵なのでお忘れなく☆



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6/15追記

ぎゃーーーーーーー
複数の方からの指摘でTATSUKIさんの「T」が抜けていた事に
たった今気付きましたｗｗｗｗｗ
ごめんなさいタツキさん･･･
なぜかTを見逃していましたタツキさん･･･
ご指摘ありがとうございました！！＞＜
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エロ★
萌えた★★★★★
切ない★★★★★
笑える★★★
買って良かった★★★★★


→関連記事
　もしも願いが　TATSUKI【感想】
　のはらのはらの　雁須磨子【感想】