＜あらすじ＞
高校に入学し、寮に入った古屋は、小柄で気の強い氷見と同室になる。なかなか心を許そうとしてくれない氷見が気にかかる古屋。そんなある日、古屋は氷見の秘密を知ってしまうのだが･･･。







表紙がすごくかわいい本です。
裏表紙もとっても綺麗。





帯もめちゃめちゃカワイイｗ
この方が描くギャグ絵とか子供の絵とか
すっごく可愛いんですけど･･･！ハァハァ


ただ･･･
表題の受けの氷見くんは
ちょっと女の子っぽすぎて可愛いすぎるかなー。

背が小さい事とか、暗闇が怖い事とか
コンプレックスを抱えていて
その分、気が強いという設定なのだから
もうちょっと男の子っぽく描いて欲しかった気がします。

入学式で周りの生徒に
「さっきからうるっさいんだよ！」と
威勢良く怒鳴っていた、あのキャラで
ずーっと行ってくれたらもっと萌えられた。
と思う。

描き下ろしはめっちゃ萌えましたけども。
（けっきょく萌えたんかい。）



同時収録の
「ただ、君を待つ」は公園で親切にしてくれた
顔も知らない人を待つ男の話ですが
二人がお互い、片想いをしているような
甘酸っぱいドキドキ感がすごく良かったです。


「ラ・ラ・バイバイ」は
私の大好きな不良（？）×メガネ優等生のお話。
身体をぴったりくっつけて屋上でぬくぬくする姿には
禿げ上がる程萌えました。

キスするかセックスするか選べと言われて
間接キスしてしまうメガネ君も最高。
ほんとメガネ君最高。
（興奮のあまり2回言いました。）


もう一つの同時収録、「ヒナの純情」は
他の作品よりもちょっとだけエロ多目です。
ラストが何かちょっと物足りなくてモヤモヤしましたが
描き下ろしではハッピーエンドだったので
ちょっと救われたｗ


それにしても、小椋ムクさんも
これが始めてのコミックスだそうで･･･
どんだけ有望な新人が眠ってるんだＢＬ業界！

エロ★★☆☆☆
萌えた★★★★☆
切ない★★★★☆
笑える★★★☆☆
買って良かった★★★★☆
カラー絵の綺麗さ★★★★★


→関連記事
　センチメンタルガーデンラバー　小椋ムク【感想】