1998年に発売された作品だそうですが
絵とか、依田さん独特の雰囲気は当時から健在ですね。
古臭さを感じる事もなく、楽しく読めました。
装丁がとても素敵だし、
表紙裏のキャンパスノート地の模様もニクいな~
この作品は、しっかり者のクラス委員長・油野と、
おっとり天然の伸哉を中心に
高校生たちがワイワイガヤガヤしたり
時にはイチャイチャチュッチュしたり
学園モノらしい、とても可愛いお話です。
特に大きな事件がある訳でもないんですが
日常を淡々と描いているようで
ちょっとした事に悩んだり、興奮したりする男の子達が
とても眩しく感じられます。
キスした時に、どんな味がしたかっていうのを
モノローグで語られたりするんですけど
これがとてもこそばゆい感じwww
うわぁぁぁ甘酸っぱいよぉぉぉ
しかし依田さんの作品を読むたびに思うんですが
状況を把握しにくいシーンがちょいちょいあって
読解力が低い私は「?」がいっぱい飛びますw
そのせいで依田さんの作品レビューは
いつも難産です。
何を書けばいいのか全然わからん・・・
とりあえず、私がいちばん萌えたシーンをあげると
伸哉が口の中に指をつっこまれて
「なめて」って言いわれて苦しそうにしていて
そこからキスに移るシーン!!!
この流れがとっても好きでした!
なんだろう、このエロすぎない可愛いエロ・・・
巻末には同人誌作品も収録されていて
腹黒い油野がとっても素敵でしたww
この腹黒さをもっと前面に出して欲しいわ・・・
高校生らしい、爽やかで可愛い恋愛を
楽しみたい方にはぜひおすすめします。
ちなみにエロはほとんど無いので
その辺を期待されてる方はお気をつけください。(主に私!)
後ほど、2巻3巻のレビューも書きます♪
エロ
★
萌えた
★★★★
切ない
★★
笑える
★★★★
買って良かった
★★★★
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