読書感想文ブログだった所。
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― 俺も貴方が怖いですよ? ―
こんばんは。
最近覚えたBL用語は、ヘテロですw
amazonのおすすめ商品の機能、あれ便利ですね。
履歴から、似た感じの作品を発掘できて。
雑誌とか買わないんで、新規開拓の際には
非常にお世話になっています。
さて、
そんなおすすめ商品の欄に
何回も何回も登場してくるので
気になって買ってみた作品。
水城せとなさんの 窮鼠はチーズの夢を見る
のご紹介です。
こんなに心揺さぶられる漫画を読んだのは
初めてかもしれない。
今ヶ瀬から「分はわきまえてます」っていう
言葉が出る度にせつなくなります。
恭一の事を「月みたいに遠い人」だと。
手が届かない人なんだと。
そんな風に思う今ヶ瀬が不憫と思った。
恭一の為なら現在の恋人と別れる事も躊躇しない今ヶ瀬。
男同士だという事にひたすら固執して
気持ちを受け入れる事ができない恭一。
恭一を脅し、すました顔をして「わきまえてます」なんて言うのに
時に恭一の気まぐれな言動に赤面し、狼狽する今ヶ瀬。
・・・なんて不毛な恋・・・ッ!(じたばた)
世間の高評価も頷けますね。
中古で購入したコミックですが、新品で買わなかった事を後悔したくらい。
私にとって大切な一冊となりました。
BL作品というのは
どこかご都合主義というか、
男と男が惹かれあう過程なんて軽んじられているような気がして
どうして惹かれあったんだろう?とか
男同士である事に抵抗が薄いのではないか?とか
思う時も多々あった訳ですが
女との3角関係とか
男同士である事に最後の最後まで悩む姿とか
人間くさい様子を垣間見れて
これはとてもいい作品だな、と。
水城せとな天晴れ、とw
いくら「BLはファンタジー」だと言っても
リアリティを求めてもいい・・・よね・・・?
中盤で出てくる
今ヶ瀬のちょっとした変態っぷりや
ハッテン場(アッー!)を検索している恭一など
クスッと笑わせてくれる所もありwww
続編のコミックス化も心待ちにしてます。
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