・・・ジェイムズ うかれてたんだ 年がいもなく 14歳の少年のように
君がここに現れてからずっと
<あらすじ(?)>
ずっと求めていた 彼であって彼でないもの
あれもあれもあれもすべて彼というひとりであるのに
あの旋律が今も私の心をかきならし
私の胸をかきむしる
その名前を恋とよぶのだ
「
日曜日に生まれた子供」がとても好きだったので
こちらも買ってみました。
でも・・・うーん。
面白かったです。
面白かったですけど・・・
あんまりBLっぽくはないw
純粋に男と男のイチャコラを楽しみたい人には
物足りないと思われます。
■SALVA ME
小さな教会で歌を歌う少年に出逢い
いつまでもそのイメージに捕らわれる主人公。
勝手に抱いていたイメージと
かけ離れてゆく相手に苛立ちを覚え
イジメたり、仕返しにイジメられたり・・・
最初に道を間違えなければ
全然違う未来が待っていたかもと思うと
やるせない気分になります。
■告白・小泉くんと愉快な仲間たち
転校してきたばかりの沢渡と
同級生達がある事件をきっかけに仲良くしていくという
ほのぼのストーリー。
BLの要素は1ミリぐらいしか無いですw
まぁ男の子達は可愛いですが・・・
あと、学校の先生に太ももをまさぐられているシーンが
ちょっと萌えた。
■とてもじゃないけどみつからない・めばえ
髪を伸ばして、女の子の格好をするのが好きな
男の子・司のお話です。
この男の子が、それはそれは可愛いくて
どこから見ても女の子にしか見えない程なのですが
私はどちらかと言うと、司くんよりも
お父さんカップルを掘り下げて欲しかったですw
息子の学校の先生とデキてしまうなんて
萌えるじゃないですか!www
そして司を好きになる男の子が登場し
ホモの道に目覚めていく描写が面白いです。
(でも司はホモじゃないって所がニクいw)
■天使も踏むを恐れるところ(前・後編)
英国の資産家夫婦と、
旦那に会いに来た幼馴染のアーネストの
奇妙な三角関係のお話です。
旦那のジェイムズとアーネストの恋を
妻も応援していたり
なんとフリーダムなお屋敷だろう、と思いましたw
ある意味一番BLっぽい作品でした。
どうしてこれが表題作じゃなかったんだろう?w
紺野キタ先生の絵は
英国のキャラがすごく映えて素敵ですね。
アーネストとクラリッサの金髪ロン毛っぷりが
すごく綺麗でした。
非常に、BL的なラブラブ度が低い本なので
レビューを書くのは困難を極めましたw
紺野キタ先生の絵が好きな方は買いですが
純粋にBLを楽しみたい方はお気をつけください。
最後のオマケ四コマでは
ジェイムズとアーネストの朝の様子を見て
どっちが受け?もしやリバ!?などと
ぐるぐる考え込んでいる妻のクラリッサが面白いですw
エロ
★
萌えた★★★★
切ない★★★
笑える★★
買って良かった★★
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