宝井さき

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渇望の眼差し　宝井さき【感想】

二ヶ月前のあの日･･･　珍しく友達と遊んで帰った日だったと思う
熱っぽかったせいかあまりよく覚えてない
気づいたら僕は　おじさんに･･･

渇望の眼差し (バーズコミックスリンクスコレクション)

コミック
宝井さき
幻冬舎コミックス

平均評価：

Amazon で詳細を見る by amema

＜あらすじ＞
高校生の玲央は、母親とその恋人の無口で強面なおじさんの三人で、幸せな暮らしをしていた。しかし二ヶ月前、友達と寄り道をして帰った晩、玲央は突如意識が混濁し、気がつくとおじさんに抱かれていた。その日以来、おじさんに身体を求められ、苦悩する玲央は、親友の健太に相談するのだったが―…。

宝井さきさんの初コミックスです。
母親の恋人と高校生のお話。

まず、隣人の健太の豹変っぷりにビビりました。
えええぇぇぇっ！？
ここは玲央に優しくしてオジさんから
横取りしちゃうというパターンが定石だろ！（勝手に決め付ける）

何も知らない子を騙して誘い出し
仲間を呼びつけて無理やりヤらせてしまうというのは
さすがのエロ好きの私でも愛が無さすぎて萌えない。
1対1ならオッケーだ。（いいのかよ）

序盤は、母親の恋人に無理やり犯されるという
可哀相な高校生として描かれていますので
ちょっとシリアスで重い話になっていますが

実は（無意識だったが）自分から誘っていたという事で
重さはちょっと和らぎます。

個人的に年の差萌えはあんまり無いのですけど
オヤジ大好きなので大変萌えさせて頂きました。

玲央も、ネックレスもらって
こっそり赤くなって喜んでる所とか
めっちゃかわいいよー

それにしても玲央の母親は
自分の恋人と息子がＨしている所を目撃した訳ですから
気の毒でしょうがない。
ショックなんてもんじゃないだろ普通･･･

しかしその後、全く母親が登場しないので
思ったほどドロドロせずに終わります。

同時収録は「プリティーアフター」。
高校生の時は小柄で、女の子のように可愛かった陸が
大学生になると身長も伸びて、
すっかりゴツくなってしまい
しばらく恋人に嫌われてしまうのでは･･･？
というお話。

いやしかし、全然ゴツく見えないのですが･･･ｗ
普通にかわいいんですけど！
この作品は表題作よりもギャグ寄りで楽しく読めます。

お弁当を作って恋人に食べさせるのが大好きな陸ですが
そのせいで太ってしまったと悩む先輩。
弁当を減らすように頼んだり
運動をしてみたりするけど
ことごとく失敗してしまい
苦悩し続ける先輩が不憫で面白いですｗｗｗ

そして最終的には
運動＝セックスという結論に。

なんてＢＬらしい結論なんだ･･･

エロ★★★★
萌えた★★★
切ない★★★★
笑える★★★
買って良かった★★★

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