夏糖

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バビルサの角　夏糖【感想】

俺がお前を好きだからだよ　どうやっても無理なんだよ
だから親しい友人にはなれないんだ　ごめんな

バビルサの角
(マーブルコミックス)
夏糖

ソフトライン東京漫画社 2015-08-10
オススメ度★★★

＜あらすじ＞
駈はシェアハウスの上の階に住む大学生・大地に片思いしている。年下でノンケの大地に告白するつもりなんて毛頭ない。知り合いくらいの距離感がちょうどいい。しかし友人として距離をつめようとした大地に思わず「お前が好きだから、親しい友人にはなれない」と想いを告げてしまう。それを機にシェアハウスを出る決意をする駈だが……。傷付きたくない、孤独になりたくない、でも幸せになっていいのかもわからない、悩める男たちの心を丁寧に描いた珠玉の一冊。

タイトルや表紙からは内容が全く想像付かなかったんですけど
バビルサっていうのは、イノシシみたいな動物で
牙が伸びてくると自分の頭に突き刺さりそうになるアイツの事です。
角（かど）じゃなくて角（ツノ）なんだね･･･。

たぶん、傷付きたくないとか孤独になりたくないとか
駈が抱える矛盾の比喩としてのタイトルなのかな？と思いますけど
なかなか難しいタイトルですね･･･
読解力無いマンには難しいw
ナッシングエロなのでどっちが攻とか受とかじゃなくて
じっくりじっくり育っていくお話でした。

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[18回]
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橙　夏糖【感想】

僕は自分の与えられた時間の流れに身を任せる
でもふとした時　彼の残していった記憶は
今になって　しばしば僕の足を止めるのだった
橙
(CITRON COMICS)
夏糖

リブレ出版 2013-06-03
＜あらすじ＞
会社に解雇され、橋の上で意気消沈していた純清は自殺と間違えられ、森に声をかけられる。森の家に招待され、夕飯までご馳走になった。その後、手伝いという名目で物書きの森の家に通うようになった純清は、森が折々に見せる優しさに惹かれ始め…。穏やかなタッチの中に色気を感じる、ゆるやかなオトナ恋愛物語。

すごーく静かで、ゆったりとした
大人の恋愛という感じの一冊です。
帯には「ヘタレ青年×バツイチ小説家」と書いてありますが
攻とか受とか言っちゃいけないんじゃないか
（私のようなヨコシマな人間が読んじゃいけないんじゃないか）
っていう位、エッチの気配が全くしないお話でしたｗｗ
ここまでナッシングエロだといっそ清々しい･･･

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[9回]
花咲き道理　夏糖【感想】

･･･ちーやんの笑顔が見たい
この想いを告げられるかどうかが　きっと
俺にとっての　この先の一番の賭けになるんだろうなと思う

花咲き道理
(EDGE COMIX)
夏糖

茜新社 2012-08-24

＜あらすじ＞
とある劇団に所属している幹（みき）は、人のオーラが具現化して見えるという不思議な力を持っている。人とは少し違うけど、特別変わったことができるわけでもなく、平和な日々を過ごしていた。そんななか、よく面倒をみてくれる先輩のオーラが目につくようになる。それは先輩のオーラがとても不思議なカタチをしていて……ＯＰＥＲＡでスピードデビューを飾った夏糖の初単行本！

表紙を見て、好きそうな雰囲気だなと思って
衝動的に買ってみた作品でしたが
個人的にこれは当たりでした！
1冊まるごと表題作ですごく読み応えがあります。
表紙に登場人物3人が描かれていますが
別に3Pの漫画じゃないよ？

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[2回]