吉田ゆうこ

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HEARTY　吉田ゆうこ【感想】

この子はもしかしたら　俺なんかが
気安く触れちゃ駄目な子だったんじゃないだろうか
そのくらい、純真だ

HEARTY
(H&C Comics ihr HertZシリーズ)
吉田ゆうこ

大洋図書 2015-04-01
オススメ度★★★★
試し読みはこちら

＜あらすじ＞
嘘をつく。人生を円滑に楽しく過ごすために。これが本間の処世術だ。ある日、大学時代のサークルの飲み会に顔を出した本間は、そこで伊飼という学生と知り合う。真面目で素直な伊飼に興味を持った本間は彼を次の遊び相手に決め、交際を申し込んだ。戸惑う伊飼は一ケ月の期限付きを条件にし、二人は付き合うことになるのだが・・・

今回もシンプルな表紙と帯が印象的ですねー

吉田ゆうこさんの作品は登場人物がとっても痛々しくて
胸をヒリヒリさせながら読むことが多いんですが
一冊かけて自分達の力で成長していく感じがあって
恋とは、愛とは、みたいな事を
やけに真剣に考えさせられる作風だなと思います。

試し読みのシーンがエロいですね･･･
声ガマンしちゃう男の子かわいい･･･

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[22回]
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プレイバック　吉田ゆうこ【感想】

ああ、そうだ　自分の好きになった人はこういう人で
そこを好きになったんだ
なのになんで　こんなに苦しいんだろう

プレイバック
(Canna Comics)
吉田ゆうこ

プランタン出版 2014-10-27
オススメ度★★★

＜あらすじ＞
同性しか好きになれない大学生のはじめは、出会い系サイトでサラリーマンの都築と知り合い、すぐに恋に落ちた。この人になら何をされてもいい、そう思えるほど好きになったのに、突如二人の関係に不穏な影が落ちる。不安と寂しさを抱えたはじめは、自分のことを好きだというサークルの友人・安芸の元を訪れ、寂しさを埋めるように体を重ねるが――。

3Pじゃなかった･･･！（第一声）
2人の攻と1人の受の三角関係なんですけど
少しねっとりとした暗さがあって
それでも最終的には純愛で、ラブラブという
とっても人間らしいお話で面白かったです。
吉田ゆうこ先生のコミックスって
いつも帯がシンプルで印象的ですよねー。
今回の「思い出は、癖になる」も後から意味が分かって
じわじわ来るやつでした。

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[15回]
いとしの未来くん　吉田ゆうこ【感想】

誰でも好きになって馬鹿みたいだって思ったでしょう？
やらしい事ばっかり覚えて　そういう僕に
付き合わされてもううんざりだって･･･！

いとしの未来くん
(Canna Comics)
吉田ゆうこ

プランタン出版 2013-12-26

＜あらすじ＞
未来くんは、僕の恋人。
「よく言えば純粋、悪く言えば馬鹿」親友の日平からそう評され、誰にでも優しく、人を疑うことを知らない未来くん。そんな彼が、同性から告白され付き合うことに。心配する日平をよそに、未来くんは恋の甘さと辛さを知っていき……。"いとしい"ってどんな感情? 心の繊細で柔らかいところに触れる、吉田ゆうこ初の長編作。

主人公は表紙の男の子「未来くん」なんですが
この一冊で４人の男性とお付き合いするんですよ。
どれも真剣な恋愛で、真面目なお付き合いなの。
こういう形式の作品てちょっと珍しいですねー
なんかベタっとして薄暗い雰囲気というか･･･
でもそれが妙にリアルで引き込まれるお話でした。
カシオ先生が好きな人とかすごくハマると思います。
（一緒に二次やってるらしいので当然と言えば当然かな）

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[14回]
悪玉　吉田ゆうこ【感想】

俺の悪事をコイツが許したように
コイツの悪事を許すのは俺なのだろう
俺たちはお互いに悪い奴だから　もう離れられない

悪玉
(Canna Comics)
吉田ゆうこ

プランタン出版 2012-11-26

＜あらすじ＞
いい子ってなんだっけ……？高校生の森崎は、ほんの出来心でしてしまった初めての万引き現場を社会人の羽良多に写メで撮られてしまう。秘密にしてほしいと嘆願する森崎に、「僕の言うことを聞いて、暇潰しに付き合ってくれるならいいよ」と羽良多が"ゆすり"をかけてきて……!?生きることに無気力な羽良多と、小さな罪を犯してしまった森崎。うまく社会に適合できない二人の逃避行の終着地とは――

吉田ゆうこ先生の作品は初めて買いましたが
絵はあんまり好みじゃなかったけど
表紙がインパクトありますよね。
真っ赤で、タイトルの2文字がバーンとあってｗ
「悪玉」っていう言葉のイメージほど暗いお話ではなくて
とってもピュアな作品だと思います。

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[7回]