穂波ゆきね

[PR]

×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

子供の頃とは違う　腕の強さ
「あのキスも吉見さんと間違えてしたのか？」
訊けるものなら訊きたい

てのひらの星座 (キャラコミックス)

徳間書店 2005-11-25
売り上げランキング :
おすすめ平均

＜あらすじ＞
ひとつ年下の従弟と、七年ぶりに再会…！？
進学を機に、瑞穂(みずほ)の家に下宿することになった大学生の円治(えんじ)。けれど、可愛かった弟分の円治は、今や長身のカッコイイ男になっていた!
しかも、昔はあんなに懐いていてたのに、なぜか瑞穂によそよそしくて。
ところがある夜、突然円治が「好きだ」とキスしてきて！？

桜木知沙子先生原作です。

幼馴染であった二人が、７年も離れていたせいで
どう接すればいいのか分からず
二人とも、昔のように戻りたいと思っているのに
素直になれない気持ちがそれを邪魔してウジウジしている様子が
読んでいて、ものすごくもどかしかったです！

確かに、子供の頃のように行かないのは分かりますが
これはすれ違いすぎだろうｗ

そもそも、円冶はわりと最初の頃から
瑞穂に「好きだ」と告白しているのに
まったく信じない瑞穂もどうなんだと言いたいｗ

さらには、円冶の知り合いである
医師の吉見さんというキャラまで登場し
二人が恋人であると勘違いしてまた話がこじれたり。

雨に濡れた円冶に、吉見さんが
「なに恥ずかしがってんの」と服を脱がせようとするシーンは
とっても萌えましたｗ
（いつもクールな円冶がちょっと恥ずかしがっていた所がツボ）
~~個人的に、吉見×円冶のもうちょっと色っぽいシーンも見たかったです~~

瑞穂と円冶は二人ともすごく不器用で、
自分の気持ちを伝えるのがヘタなのがもどかしいのですが
何回か、円冶が自分の気持ちを抑えきれず
部屋で押し倒して襲いそうになったり、雨の中で背中から抱きしめたり
瑞穂に優しくしてるシーンがすごく温かくて
観ていてほっこりしました。

二人を繋ぐものが星だという所も
すごくロマンチックで、綺麗で素敵だなーと思った。

あと、円冶が髪を触ってきただけで
びくっとしてしまって「俺が怖い？」と言われてしまったり
いちいち瑞穂の反応がツボで萌えたｗｗ

Hシーンは最後にちょろっとあるだけなんですけど
それだけでもかなり満足度は高かったです。
瑞穂が可愛かった･･･！

最後、失恋した吉見さんと一成が
ちょっといい感じになっていたように見えるのですが
その場合は間違いなく吉見×一成だよね？（異論は認める）

吉見さんも一成も、それぞれ魅力的なキャラだったので
今からでも番外編を出してくれたら
私は全力で買いますので。よろしくお願いします。（誰に？）

作家買いでしたが、やはり大満足な作品でした。
本もすごく分厚くて、読み応えあります。

私、穂波ゆきね先生すっっっっっごく大好きなんですけど
この作品を最後に漫画作品出されてないみたいですね。
小説の挿絵はたくさん出てるみたいですけど
ぜひ漫画を･･･漫画をお願いします穂波先生･･･。

穂波先生の描く、さっぱりしていて優しく、儚い雰囲気が大好きなんだ･･･。

エロ★★
萌えた★★★★★
切ない★★★
笑える★★
買って良かった★★★★★

→関連記事
　きみには勝てない！　穂波ゆきね【感想】
　凛-RIN-!　穂波ゆきね【感想】
　ヤバイ気持ち　穂波ゆきね【感想】

[0回]

きみには勝てない！　穂波ゆきね【感想】

原作：高口里純さん　作画：穂波ゆきねさん
きみには勝てない！　全３巻
のご紹介です。

＜あらすじ＞
全寮制「秀育学園」は美形ぞろいの名門エリート男子校。だがその実態は、ハーレム万歳な男の園だった！土地の所有者(名義だけの)主人公・酉島雄飛（ゆうひ）は秀育学園の分校へ入学し、学園内の風紀の乱れに驚愕しつつも、突然任命された「寮長」としての務めに奮闘することに……

ちょっと古い作品ですが･･･
プチ穂波ゆきね祭り開催中のタカジョウです。

BLにありがちな
全寮制の男子校という設定の作品。

毎回毎回、色んなテーマや
コスプレ等で楽しませてくれます。

派閥という名のハーレム争奪戦があったり
急に照明を落として真っ暗な中での集団×××など
ヤンマガも真っ青な
無理やり設定です。

しかし絵が爽やかで可愛いので許す！（何様？）
普通にラブコメとして楽しめる作品だと思います。

主人公の雄飛くんはBLにはちょっと珍しいタイプ。
ラブラブなシーンでも方言丸出しで
「○○だべぇ～（尻上り）」とか言っちゃう
憎めないキャラなので

どうしよう･･･
正直萌えない･･･orz
と思ってましたｗ

こんなんでBLにちゃんと絡んでくるんだろうか？
とちょっぴり心配してましたが、

しっかり最終的にはラブラブになっていたので
わたくし安心しましたｗ

特に女装した時の雄飛くんは
犯罪級の可愛いさ･･･！ハァハァ

そして忘れてはならないのが
寒ちゃん＆ハヤテくんカップルです。
特に畳フェチの回はちょっと萌えたｗ

それにしても寒ちゃんかっこよすぎる･･･！

あと何より、
オヤジ大好きな私は
トリちゃん先生と理事長の話をもっと見たかったです。
もちろん理事長が受けだよね！（？）

がんばれ理事長ｗｗｗ

色んなカップルが入り乱れて
１冊で何度もオイシイ作品となっています。

エロ★★☆☆☆
萌えた★★★☆☆
切ない★★☆☆☆
笑える★★★★☆
買って良かった★★★★☆

→関連記事
　凛-RIN-!　穂波ゆきね【感想】
　ヤバイ気持ち　穂波ゆきね【感想】

[1回]
凛-RIN-!　穂波ゆきね【感想】

原作：神奈木智さん、作画：穂波ゆきねさん
凛－RIN－！全３巻　のご紹介です。
　　

＜あらすじ＞
弓道部の高校二年生、桂（かつら）は極度の上がり症。そんな桂の全校公認（！?）の秘密兵器―それは兄の親友で幼なじみの草（そう）！！　人目も気にせず草に抱きしめられると、なぜか一瞬で緊張が治まるのだ。でも甘えてばかりもいられない…。草からの自立に悩む桂に、親友の香一（こういち）が突然、「俺じゃ代わりになれない?」とキスしてきて！?

今まで散々
「弓道萌え！」
「袴萌え！」
と叫んでいたタカジョウですが
こんなステキ漫画を読んでいませんでした。

「弓道の凛とした雰囲気が好きだー！」
といつも言っていたのですが
その名も「凛-RIN-！」ですって。

私の為にあるような漫画じゃないか･･･

絵は大好きな穂波ゆきねさん。
穂波さんも弓道経験者だそうですが
イケメン達が弓を引く姿、すっごく良かったです。
ドラマ化もいけると思うｗ

弓道ブームの到来は近い！

極度のあがり症である桂は
幼馴染の草に「ぎゅっ」としてもらう時だけ
緊張が解け、弓道にも集中できます。

この導入部分だけで
かなり萌えて禿げてしまった私ですが

この漫画の何がイイかってね、
桂の親友の香一ですよ！
かっこよすぎる！！！！！！１（興奮しすぎ）

「俺じゃ（草の）代わりになれない?」とキスしてくるんですが
部活ではさりげなく桂をフォローしてくれたり
見えない所で助けてくれたりして

普段、ヘラヘラ見えるようでいて
ちゃんと人を見てるし
芯がしっかり通っているし
もーこういう人、私大好きやねん！

何かと突っかかってくる後輩を
自分の実力を見せ付けて黙らせるエピソードとか
カッコよすぎでしょアレ。

当て馬で終わってしまった事が少々残念ですが
桂のキスマークを見つけて落ち込んでしまう所とか
すっげー萌えた。

そこまで思われる桂が
羨ましいと思ってしまったわよ。

あと、
草が実は独占欲めちゃめちゃ強いっていう所も
すごく萌えたよ･･･

桂と草の恋愛は
すごくゆっくりゆっくり進んでいくのですが

穂波ゆきねさんの爽やかな作画と相まって
すごく読後感爽やかで
少女漫画を読んでいるような気分になる作品です。

エロ★★☆☆☆
萌えた★★★★☆
切ない★★★☆☆
笑える★★★☆☆
買って良かった★★★★★

→関連記事
　きみが恋に堕ちる　高永ひなこ【感想】
　きみが恋に溺れる　高永ひなこ【感想】
　セブンデイズ　宝井理人【感想】
　きみには勝てない！　穂波ゆきね【感想】
　ヤバイ気持ち　穂波ゆきね【感想】

[0回]
ヤバイ気持ち　穂波ゆきね【感想】

好きな相手と交われたら　幸せだろうと想像していた
だけどこれは違う

今回は
原作：鹿住槇さん　作画：穂波ゆきねさん
ヤバイ気持ち　のご紹介です。

ヤバイ気持ち (キャラコミックス)

コミック
鹿住槙
徳間書店

平均評価：

Amazon で詳細を見る by amema

＜あらすじ＞
引っ込み思案で内気な透は、水泳部に所属する同級生・涼司に片思い中。ずっと親友のふりをしてたのに、ある日突然涼司に「抱きたい」と迫られてしまう。「おまえを見てると、なぜか欲情するんだ･･･」その理由を確かめたいと言う涼司。戸惑いながらも、透は隠してきた欲望に流されるように、涼司に抱かれてしまい･･･！？

2001年に発売されたものです。
いまさらかもしれませんがｗ

･･･いやー、これは参った。

最初から最後まで、
まるで心臓を糸でぎゅーーーーっと縛られているような
嬉しいけど切ないような気持ちを
ずっっっっと抱えながら読みました。

鹿住さん、穂波さん、天才ではなかろうか。

特に穂波さんの画力には感服させられます。

コレは本当に泣いたよ。
明確に「泣ける！！！！」っていうシーンは無いんだけど
透の気持ちを想うと、じわじわと涙がこみ上げて来る。
こんな作品は久しぶりですよ。

（受）の透。
涼司の事が好きだが、ずっと親友のふりをしている。

（攻）の涼司。
「お前を見てると欲情する」と言い
半ばむりやり透を抱く事に。
彼女持ち。

これを読んだ人はだいたい、
「涼司はなんて野郎だ！」
と思うのでございましょうが
私は嫌いなタイプではありません。

デリカシーが無いし、かなり勝手な男なんですけどね。
なんとなく最初から透の事が好きっていう気持ちが
滲み出ていたような気がしたし、なんか憎めません。
まぁ、私がＭだからっていうのもあるとは思いますがｗ

涼司と体を重ねてからも
好きな人と気持ちの伴わないセックスをしている事に
苦しさを感じ始める徹。

しかし好きな気持ちは変わらないので
結局、ズルズルと許してしまいます。

涼司に抱かれながら、すごく辛そうな顔をしているのが
見ていてとっても辛いんです。
こっちの方が泣きたくなる。

こんな関係はもうやめよう、と
部長と付き合う事にしたってウソをついた時も
せつなかった。。。
あーもう本当にせつないよー！（じたばた）

親友の匡の厳しさも。
部長の優しさも。
なんか全てが素晴らしいです。
楽しいシーンでも泣きたくなります。

特に、部長がプラネタリウムでキスをしてくる所なんて
めさめさ萌えました。

萌えたと同時に、
超当て馬キャラの部長に心から同情したｗ

最後、透が絵を描くシーンなんかは秀逸です。
「冷たかったはずの時間が　急激に温度を上げていく」
―ヤバいな　俺･･･―

いいえ、ヤバいのは私の方です。
（涙腺的な意味で）

書き下ろしのバカップルぶりにはホッとさせられました。
穂波さんの漫画作品、もっと見たいなー。

エロ★★★☆☆
萌えた★★★★★
切ない★★★★★
笑える★★☆☆☆
買って良かった★★★★★
部長が可哀相★★★★★

→関連記事
　きみには勝てない！　穂波ゆきね【感想】
　凛-RIN-!　穂波ゆきね【感想】
　恋愛協定～抜け駆けナシ！　桜城やや【感想】
　花舞小枝で会いましょう　夏乃あゆみ【感想】

[0回]