俺は、お前がここにいるから この町が好きだった
お前が好きだって言うから豆腐屋継ぐことにしたんだ
大好きだった ・・・心の底から
<あらすじ>
高3の夏。幼馴染みの同級生。口にできない想い。娯楽も何もない退屈な田舎町。そんな町で幼い頃から共に過ごしてきたタカシとヤスは、高校生になった今でも一番の親友同士。しかし、ヤスはタカシに友達以上の感情を抱いていた。想いを口にできないまま季節は受験シーズンへ突入し、そこでタカシから東京の大学に受験することを打ち明けられる……。思春期の揺れる気持ちを繊細に描いた、小松・渾身のデビュー作!
思春期真っ只中の高校生たちの短編集です。
表紙がものすごくキレイだなと思って気になってはいましたが
何か、いろんな所で品切れになったり
いきなり重版かかったりという人気っぷりなので
どんな感じなのかなと思って読んでみました。
今回は短編集だったんですけど
友達を好きになる切なさがいっぱい詰まっていますね。
次はぜひ長編読んでみたい!と思わせる一冊です。