おまえがいいって言ってくれる
俺が持ってるもの全部 おまえにあげるよ
友達ならとか いらない 今は 春原のこと好きでいさせて
<あらすじ>
とある秘密を抱える春原澄は、目立つことを厭い優等生を演じていた。なのに男が好きと噂でなにかと目立つ存在のクラスメイト・四ノ宮吉野に、その「猫かぶ り」を指摘されてしまう。好きだから話をしたいと告白され拒絶した春原だったが、自分を偽らない彼のことが気になり始める。誠実な好意を示す四ノ宮と少しずつ距離を縮めて……。大切に想う人がいるから、一生懸命になれる。初々しくて純粋な恋物語。妻を亡くした作家と彼に恋した担当編集者の、大人だからこそ臆病になる恋の行方を描いた『花の雨』も収録。
こちらの作家さんの初コミックスという事ですが
淡い雰囲気の、高校生モノが読みたくて買ってみました。
表紙のイメージそのままの本ですねー
個人的にはすごく好きでした。
エロがほとんど無い(微エロ程度)んですけど
じわっと染み込んでくるようなお話です。
本当は明るくて毒舌なのに、
学校では目立たないように猫をかぶっている春原は
クラスメイトの四ノ宮に本性を見抜かれてしまいます。
四ノ宮はイケメンでモテるくせに
ゲイという噂がある有名人でとても目立つ存在の為
一緒にいたくない、と距離を置こうとするんですが
ピアノを弾く姿や
自分を偽らない潔さなどに次第に惹かれていくんですねー。
いやー、なんかすごくピュアです!
告白する時に、緊張で手がすごく冷たくなるとか
平気な顔してるけど本当はすごく恥ずかしいとか
若さ全開で可愛いなーって思います。
描き下ろしでは、2人が卒業して
一緒に暮らし始めるお話が収録されていて
ちょっとだけ色っぽいシーンも見られて嬉しい。
直接的なエロではないんだけど、
競うように相手の体に跡を残そうとするのが可愛いw
この2人ぜったいリバだと思うわ。(根拠なき断言)
そして、この本の後半には
妻を亡くした作家と、作家に恋した担当編集という
とても切ないカップルのお話が収録されているんですけど
これが春原のお父さんのお話なんですね。
下手したら主役の高校生カップルよりも好きかも・・・
担当さんは先生が好きで、
先生も担当さんの事が好きだと言ってくれて、
でも自分は亡くなった奥さんに似ているから
勘違いさせているだけではないのか?と
自分の気持ちを殺そうとするんですよ。
なんだよそれ萌えるに決まってんだろ。
「二人でいると一日一日が愛おしくて 日暮れが惜しいよ」
と笑う先生がすごく素敵だったな。
読んだ後、すごく幸せな気持ちになれます。
淡々としている話の流れの中で
唐突にギャグがサラッと入ってきたりして
不思議な作風だなーと思いました。
全体的に線が細くてやけに白い本だったけど・・・
次の作品も買ってみよう!と思える一冊でした。
エロ★
萌えた★★★★
切ない★★★★
笑える★★
買って良かった★★★★
1. ありがとうございます(≧∀≦)
表紙で即買いして
早速読んで萌げ果てて
やっと蘇ってきたゾンビっす!
こういう雰囲気に味があるマンガすごい好きっす!!
エロないけど全然萌えました!!
でもあの噛むシーンはエロかった///
エロい!!噛むのエロい!!
またその後の仕返しが可愛い!!!
この些細な微エロだけで
5回は果てれます!!
こういうエロ大好き!!!
>「二人でいると一日一日が愛おしくて 日暮れが惜しいよ」
「…すまない基君 私に子供が生めなくて」
あっこら辺の件ももっそ好きです!!
この大人たちキュンキュンすぎますよ!!
いいなー
こういうのすっごく好きぃぃ
ピュアストーリだけど
見せ方が斬新だったので
すごくすごく興奮してしまいました!!
いやーコレほんとよかった!!
アタシも次回作買うって思いました!!
ありがとうございました!!!
>ヲリさま
確かに噛むシーンはエロスでした!
直接的なエロが無くても、これだけで萌げ果てますね。
>「…すまない基君 私に子供が生めなくて」
ここ私も好きですー
すごく萌えて、じわっと来たのに
「実は私も生めません」っていう返しが面白くてww
雰囲気マンガは当たり外れ激しい気がするんですけど
今回は当たりでした。私も次回作はぜったい買うと思いますー!