もう嫌なんだ 俺じゃないんだって思うの
相手の気持ちなんてさ 俺が決めることじゃないのに
<あらすじ>
会社員の森安は出向先で、明るく気さくだがゲイだという久坂と出会う。毎日楽しげな久坂を目で追ううち、森安はいつも彼の視線の先に同じチームの藤巻がいることに気づく。報われない片想いのはずなのに「好きなんだ」と笑顔で告げる久坂に対し、森安は何故か悲しみと憤りを感じてしまう。そして森安は、酔いつ ぶれた久坂に、泊める代わりに宿代を少し下さいと口づけ——…。頑なな心に甘く切なく響く、大人の恋。スピンオフと描き下ろしも収録。
初めて雲之助せんせいの作品を買ってみましたよー!
幸せそうで素敵な表紙絵ですよね。
帯にもあるように、「甘く切なく響く大人の恋」です。
ちょっとクサい所もあるけど繊細なお話だった。
■こっちにおいで
職場で、明るくて気さくなゲイ・久坂に出会った森安は
毎日楽しそうに笑っている久坂を見ているうちに
彼が同僚に片想いしている事に気づき
モヤモヤを感じてしまいます。
結婚している同僚にずっと片想いをしている受を
攻が健気に想い続けるという
正統派の三角関係モノなんですよ!!!!!
私、報われない片想いっていうシチュが大好きですし
そこから生まれる三角関係も大好物です。
ごちそうさまです!!!!!!1(落ち着け)
森安は、そんな関係を崩したくて
寝込みを襲って久坂とHしてしまうんですけど
好きな人のために「もうしない」と言う久坂に
「目の前に空のコップがあったら
誰だって水を注ぎたくなるでしょ?」ていうセリフが
すごく印象的だった。
雲之助さんてすごく琴線に触れるセリフを書かれる方ですよねー
「お前の悲しいと俺の悲しいが一緒じゃなくてごめんね」
「俺ならあんたに恋をあげられるのに」
「もう俺 お前を好きにならずにはいられないよ」
なんだか、セリフがいちいち心にグサグサ刺さってきて
何気ないシーンの一つ一つが強烈に心に残ってしまいます。
受は、「俺じゃなきゃダメ」って言ってくれる人をずっと探してて
最後は空のコップに森安が水を注いでくれたんですね。
すごくいいお話だった!
ずっと片想いされていた藤巻さんもなんだか切なくて良かったな。
■君だけだよ
頭も良く、運動神経も良くて何をやっても上手くいく、
人生につまらなさを感じている高校生が
自分の事を好きで好きで仕方ない男の子と出会って
どんどんハマってしまうというお話。
この主人公は最初はすごくクールなキャラだったのに
最終的にはバカップルになってたね。
まぁでも、仕方ないよね、うっちー可愛いもん・・・
こんな風に自分の事を好きだって全身で告白されたら
男でも女でもキュンとしてしまうと思います!
嬉しすぎて泣いてしまったり
役に立ちたい、と何でも受け入れるうっちーが
すごく可愛かったです。
これ、読み返してから気づいたんですけど
この2つのお話はリンクしていたんですね!
全く別のお話だと思ってたから
スピンオフだって全然気づかなかったわ・・・
どちらも読んだ後にほっこり幸せになれるような
可愛くてラブラブなお話でした。
それにしても、ラストの
「知らないんですか 好きな子にばかって言うのはね、
かわいいって意味なんですよ おばかさん。」
にはやられたな!
なんかニヤニヤしてしまったww
エロ★★★
萌えた★★★★
切ない★★★★
笑える★★
買って良かった★★★★
1. キャーーーーー!!
存在を知ったのは1年前本屋での衝動買いなんですが、一番初めに読んだのがツボすぎて以後作家買いです(力説)
これはまだ手元に来てなくて読めてないけど、雑誌掲載時に三角関係のお話っては認識してました!
でも、コミックになるまで我慢してたので内容あまり知らなかったんですが素敵そうなお話だ~(陶酔)。
絵が可愛すぎるので、好き嫌いあるようなのですが私には最高です。BLに現実逃避を求める私は(実生活病みまくり!?)内容も切ないけど暗くなりすぎず砂糖吐きそうなくらい甘い幸せなのが良いです(*^-^*)
来月も新刊あるし、活躍嬉しいなぁ~。
ぜひ『幸せになるのさ』(←題名からして現実逃避感満載)を読んで欲しい!!
>まりみや様
確かに絵は可愛すぎる気がしますけど、人気あるのが分かります。ずっぷりBLの世界に陶酔できるような、フワフワした世界観が良いですねー
来月の新刊も買ってみようと思ってます!
>『幸せになるのさ』
どれか既刊を買ってみようと思ってたんですけど、「幸せになるのさ」を買ってみますね!楽しみだ~