主人公の巡は、
小さい頃から可愛いものに憧れていて
女よりも女らしい男の子なんですが
思春期に、自分のメルヘン趣味が世間的におかしい事だと知り
「普通じゃない」という事に怖さを感じてしまいます。
唯一「好きなら好きなままでいい」と言ってくれた
幼馴染の隼人には心を開き、仲良くやっていたのですが
その隼人から告白されてしまって
巡は動揺してしまい、受け入れることができないのです。
この時の登場人物の心理描写がすごく繊細でさ・・・
探りを入れるように「好きだって言ったらどうする?」と言う隼人に
「冗談・・・」と笑って受け流すんですが
姉からは「ちゃんと話を聞いてあげたの?」と怒られ
その婚約者からは「相談する相手考えろよ」と突き放され・・・
他に相談する相手なんか居なくて
号泣してしまう巡の孤独がすごく辛くて
読み返すたびに私まで号泣してしまう!
そんな巡の前に一人の女性が現れるんですが
この子が巡の価値観を全部壊してくれるような子で
巡は自分の気持ちに改めて気づかされる訳ですね。
この女の子が中世的なキャラクターで、
いわゆる”ボクっ子”なんですけど、
やけに言ってる事がクサくて
ちょっと一昔前のトレンディードラマみたいでした。
でも強くて可愛らしい人なんですよね。
彼女がもし男の子だったら次の作品はスピンオフだ!
って絶対言ってた気がするww
そんなこんなで、しばらく距離をおいて吹っ切れた感のある2人は
しっかり自分の考えを持ち、自分の気持ちを伝えて
心から幸せそうに愛を囁きあってるのが良かったです。
読んでて幸せになれるお話だなー
エロは最後の方にちょろっとあるだけなんですけど
台所に立ってる巡の細い腰に抱きつきたいとか
チラッと見える乳首に欲情するとか
隼人がモンモンとするシーンは
なかなかエロかったです!
主人公の心の葛藤をこれでもかと描いている作品なので
なかなかレビューを描くのは難しいんですが
すごく読み応えのあるお話でした。面白かった!
あと、やはり雲之介さんの作品は
モノローグがとても上手いですよね。
言葉のひとつひとつに深みがあって
どれも読み飛ばせない大切な言葉って感じがします。
もちろん絵でも魅せてくれるし、すごい作家さんだなー。
これからも注目ですね。
エロ
★★
萌えた
★★★★★
切ない
★★★★★
笑える
★★
買って良かった
★★★★★
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こっちにおいで 雲之助【感想】
1. おお~っ!!
でも期待を裏切らない内容の様で本当に楽しみ!
この、主人公と出会う女の子(?)が『きみに注ぐ』に出てた子だと聞いてそれも楽しみ!
これは、私の大好きな『幸せになるのさ』のスピンオフで記憶が間違ってなかったら実兄に恋してた妹だったと…。
今日にでも読み返して見よう!!
とてもかわいいお話で、でも心理描写がちゃんとしてるといっぱい感想に書いてあるので雲之助さん人気が嬉しい!!と勝手に親戚のおばちゃんのような気持ちになってます(^^;
早く読みた~~~い!!
>まりみや様
すごく内容みっちりの作品という感じで面白かったです♪
>『きみに注ぐ』に出てた子
はー、なるほどなるほど。
他作品のキャラクターなんですね。どーりで存在感ありまくりだった・・・
「幸せになるのさ」は近いうちに読もうと思ってるんですけどまだ読めていません!早く読みたい!