・・・本当は君と言葉を交わすよりずっと前に君を見つけていた
華やかな衣装で着飾る誰よりも君は輝いていた
あんなにも胸が高鳴ったのは生まれて初めてだったよ
<あらすじ>
男が男を買う事が、最も高尚な遊びで権力の象徴となっていた時代──貴族の紫羽芳成と美しい男娼のハルは嵐のように出会い、惹かれ合う。高位の貴族にも関わらず演劇の脚本・演出に情熱を燃やしていた芳成だが、父の命令によりハルの手の届かない政治の世界へと行ってしまう。残されたハルは…!?表題作『彼の幕は春にひらく』一挙80ページ描き下ろし!ほか読み切り3話を収録。
以前の「
神田さんと上野さん」がなかなかツボだったので
新刊も買ってみました!
あらすじには貴族とか男娼とか書いてたので
あまり好みのジャンルではないかなと思ってたんですけど
やっぱり絵とかエロの描き方とか好きだわ。
視線に色気がある所がいいですねー
■彼の幕は春にひらく
明治~大正あたりの時代に
美形が貴族の男娼をやるっていう設定のお話です。
もちろん最初からエロ満載なのも満足でしたが
貴族とか演劇とかのお話なので、綺麗で華やか!
衣装がなかなかゴージャスで、絵を見ているだけでも楽しめました。
それにしても、私が一番気になったのは
2人が初Hした時の男娼の衣装ですよ・・・
なにあのエロい服?
ゴージャスでビシッとしたカッコイイ服を脱ぐと
インナーは背中と肩ががっぽり空いてるブラウスだなんて
萌える・・・
さらに下着がふんどしだったら完璧だったわ(寝言)
表題作はぜんぶ描き下ろしの新作だったそうですが
こういうエロスな雰囲気の作品をもっと描いてほしいです!
■サクラ咲ケ
ヤンキー×塾の先生。
先生と付き合う為にヤンキーが受験頑張るっていう話なんだけど
すんなり入試にも合格して
すべてがトントン拍子すぎてワロタww
受け攻め逆の方が好みだったかなー・・・
■恋の穂先と書のいろは
書道部の後輩×先輩。
オリジナルデビュー作なんですね。絵がだいぶ・・・(以下略)
筆でエロい事する話だと勝手に思っててスマンかった。
■ご馳走のフレーバー
ダメおやじ×甥。
寝ている間にチューしようと思った所から
気づかれて押し倒されて、
言葉もなくHになだれ込んでしまう展開がエロくて良い!
短編集でしたが、ストーリーはもうちょっと捻りが欲しいかなー
やっぱり一番好きだったのは表題作でした。
ああいうエロい美人キャラ描かせるとすごく映えると思う!
あと、トーンほとんど使わずに
影とかぜんぶ手描きなのが特徴的ですね。
表題作以外の短編は、総じて
キャラクターの髪型が好きじゃなかったww
やっぱり前作のロン毛キャラが強烈に印象に残ってるのよ・・・
またロン毛のエロいキャラ描いてくれれば次も買います♪
エロ
★★★★
萌えた
★★★★
切ない
★★
笑える
★★
買って良かった
★★★★
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神田さんと上野さん 楠原彰【感想】
1. 待ってました!!
ブクログに表紙を見つけて『神田さんと上野さん』の作家さんだったから、タカジョウさん絶対感想書いてくれると思って待ってたんですよ~。
やっぱり面白そうだなぁ・・・誘惑されてるなぁ・・・
誘惑されとこかなぁ・・・とりあえず近所の本屋には置いてなかったから別の本屋に行くまでに考えよう!!
情報ありがとうございます!!
>まりみや様
これ表紙綺麗ですよね~
短編集で、表題作以外はあまり好みではありませんでしたが表紙の世界観が好きであればおすすめです☆