大好きです かずちゃん オレと付き合って
オレだけのもんになって
<あらすじ>
東京から茨城に引っ越してきた七瀬和也は、マイペースなクラスメイトの沼尻健二に懐かれ、気が付けばいつも一緒にいる仲に。そんなある日、沼尻の祖父が突然亡くなってしまう。大きな体を丸め和也に縋って泣く沼尻の姿に、和也の心は痛く甘く疼きはじめて…。
はあああああ いい話だったぁぁぁ!
この間は「
君とパレード」がいちばん好きって言ったけど
こっちの方が好きかもしれない・・・
すごく可愛くて爽やかで青くてキュンキュンくるお話でした!
ララ子先生は3ヶ月連続刊行という事で
来月も再来月も新刊が出るそうですが
描き下ろしリレーペーパーがそれぞれ付いてきますので
集めたい方はしっかり初回版をGETしてくださいね~
■きみにうつる星・2人の間の青・夜空の果てまで
東京から茨城に引っ越してきた「かずちゃん」が
同じクラスの沼尻と仲良くなっていくストーリー。
なんとなくチューをしたり
近寄ってくる女の子に嫉妬したり
どんどん距離が近づいていく2人の姿が眩しくて
萌えて萌えて仕方なかったです・・・!(ゴロゴロゴロゴロ
この2人、えっちするシーンのたびに
「オレ達は他人に言えないことをした。」とか
「疲れてねむるまで あてのないセックスをした」とか
モノローグがいちいちニクいんですよ・・・
想像力を掻き立てられてけしからんです!
親にカミングアウトした後の
一人で抱え込まないで一緒にいよう!っていうシーンは
すっごく青臭いんだけど2人が真剣で一生懸命で、
思わず私もボロボロ泣きながら読みました。
2人ともすごくいい子だなぁ・・・
ひとつひとつのシーンにも萌えるし
全体を通してもしっかりした話に仕上がっていて
完成度高い作品だったなー
■七度目のごめんね
双子の兄弟のお話です。
これは・・・ガラッと雰囲気が変わってすっごく重いお話ですね!
引きこもりの兄と肉体関係を持つ弟が
家を出て兄弟一緒に暮らそうとするんだけど
母に邪魔されるっていう・・・
萌えというよりもショッキングな部分が多い作品だなー
■恋の淡いの
この先生クズすぎる!!
なのに盲目的に先生を好きになる佐伯と
それを見て嫉妬する百合川の関係性が良かったです。
手の甲の上からキスをして
これならまだ友達でいられる・・・っていうシーンが
なんだか切なかったです。
■あふれたら最後
女装した友達がハッテン場に行く姿を
いつも複雑な思いで見ている男の子のお話。
ちょっとびっくり展開なんですけど
女装してるオッサン何であんなにキレてたんだろうね?ww
すごく面白くて満足度高かったです!
ひとつワガママを言うと
表題作だけでまるごと一冊読ませて欲しかったなー
あと、
もうちょっとエロを見たかったな!ww
表紙の雰囲気そのまま、とっても可愛いお話でした。
1月・2月の新刊も楽しみですね!!
エロ
★
萌えた
★★★★★
切ない
★★★★
笑える
★★
買って良かった
★★★★★
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1. 無題
ララ子さんの作品はふわふわあまあまも好きですが、
わたしは重い話の方が好きです~!
表題作泣けますよね…
沼尻くんは最初ひょうひょうとしてるんだけど、
家族とうまくいってなかったり、
唯一理解してくれたおじいちゃんが死んじゃったりで
心の奥に暗いものを抱えているというか…
それをかずちゃんが必死に受けとめようとしていて。
花火のところで涙腺崩壊でした。
表題作もすごく好きなんですけど、
個人的に「七度目のごめんね」が一番ぐっときました。
重い…!!
たしかにショッキングな内容ですよね。
近親相姦だったり、お母さん怖かったり…
最後のトオルくんからの手紙のところで
二回目の涙腺崩壊でした。
全体的に暗めで、シリアス好きなわたしにとってはとっても満足でした^^
1,2月に刊行されるお話もなんとなくシリアス要素がありそうですし、
次回作も楽しみです!!
>のの様
「七度目のごめんね」なんて好き嫌い別れそうな話ですけどインパクトありましたね!わたしオチに結構びっくりして、何度も読み返しましたよ・・・お母さんのシーンとか・・・
>花火のところで涙腺崩壊でした。
そうなのそうなのー!
あんなに大好きだったおじいちゃんの話と、カミングアウトの件が繋がったのもすごいなと思いました。
つぎの新刊も楽しみですねー!