――涙が出たのは 痛かったからというよりも
この共犯者と隠れて生きるような恋を選んだ自分に
なんだか妙に感動したからだ
<あらすじ>
容姿も地味・・・能力も並・・・そんな俺の名前は「鈴木太郎」。平凡すぎる自分に対して、コンプレックスを抱えていた。ある日、家に酔っ払った超美形男が
現れた!!そいつは俺の姿を見た途端、泣きながら「元恋人にそっくりだ」とキスを仕掛けてきて・・・ 後日――新しい職場に現れたのは、あの時の美形男!
彼の名前は志賀凌太。志賀との出会いは、俺の転機になるのか!?
これね、色々なレビューサイトさんで
すごく評価が高かったんですよ。
レビュー書いてる人だいたい絶賛なの。
星5つなの。じゃあ新規開拓で読んでみましょうかと手に取ったんですが
確かに絵も綺麗だし一冊まるごと表題作で
すごくじっくり描かれていて読み応えあります。
今後が楽しみな作家さんですねー。
名前も平凡だし、見た目も中身も地味で
コンプレックスを抱えている鈴木太郎と
その鈴木の姉と付き合っていてフラれた志賀さん。
上司と部下という関係から友達へ、そして恋人へと
ゆっくりと距離が縮んでいく様子が描かれています。
2人ともノンケなので、
展開はかなりゆっくり、じわじわという感じで
結論から言えば面白かったです。
でも私は素直に絶賛できないですよ・・・
うーん・・・これは好みの問題なんでしょうけど
すごくモヤモヤ!
まず一番引っかかったのが、
鈴木太郎のお姉ちゃんは
婚約者がいたのに堂々と志賀さんと浮気してたって事。
その事に関して一切の後ろめたさが無く
結婚するからって別れた後も当たり前みたいな顔で話しかけてくるし
その辺の心理が全く理解できなかったんですよねー
志賀さんを振った理由も、もっともらしい事言ってるけど
そんなん都合良すぎるでしょ・・・って思っちゃって。
こんな酷い女なのに、
作中ではサバサバしたいい女風に描かれているのが
個人的にどうしても萌えられなかった点です。
別れて未練タラタラな志賀さんにはちょっと萌えたけど・・・
あと、この主人公の「鈴木太郎」くんが
どこにでもある名前でありふれていて
自分はつまらない人間だ・・・みたいなコンプレックスが強すぎて
別にそれはどうでもいいよ・・・
って終盤にはウンザリしてしまったんですよww
だいいち、自分は平凡だって言ってたけど
アンタ社長の息子でしょ・・・
それで平凡だったら世の中の大多数の人はそれ以下でしょ・・・
でも姉の話が関係なくなってくる後半からは
萌え度が上がってきて
私も素直に楽しめるようになってきましたw
男として、上司として
プライドをなかなか折れない志賀さんが
「おまえが好きだ・・・」と告白するシーンの
すっっごく悔しそうな表情が良いですねー!
可愛かったぁぁぁぁぁ(なんだかんだ言って萌えてる)
男前に成長する鈴木の年下攻っぷりも良かったし
ラストのえっちシーンもgoodでした。
綺麗で読みやすくてストーリーも面白いので
新規開拓をしたい方には良い一冊だと思います。
あぁ、姉のキャラを受け入れられていたら
きっと素直に禿げ萌えてたと思うんだけど残念だなー。
あんまり参考にならないレビューですみません。(いつもだけど)
エロ★★
萌えた★★★
切ない★★★
笑える★★★
買って良かった★★★
1. バッサリwwwww
アンタ社長の息子でしょ・・・
それで平凡だったら世の中の大多数の人はそれ以下でしょ・・・
大爆笑したわwwwwwww
ちょっと読んでみたくなりました!ワハハwwww
>ヲリさま
なんかうまく言えないけど「んっ?」って思う部分が多かったんですよねー・・・絵はホント可愛いので素直に萌えられないのが残念すぎて(;・∀・)