■ステラリウム「夜明け前」
星を作る工場で働く男達の物語です。
貝や夜光虫のかけらを集めて試験管で培養すると
だんだん発光してきて星になるんだとか。
すごいですね、まるでおとぎ話!
絵本とかで、小さな妖精さん達がやってそうな仕事を
白衣を着た大人の男達がやっているのが面白い。
正直言って、ホモ的な萌えはほとんど無いんですけど
星のかけらから人間が突然生まれて
心に傷を持った男と寄り添って生きていくという
雰囲気を楽しむ感じのお話ですね。
すごく優しーーーーいストーリーだった。
■ステラリウム「埋み火」
星を作る工場で密かに先輩を思い続けていた男と
その男に小さい頃から憧れていた後輩という
三角関係のお話です。
「夜明け前」よりもちゃんとBLでした!
チューもあった!
でも・・・恋心が芽生え始めるぐらいの所で終わってるのが
ちょっと残念です。続き読みたいわぁ
■真空庭園
体から植物が生えてくる男が、それを人に食べさせて
呼気を貰ってお互いに循環するという
光合成の擬人化みたいなお話です。
不思議な世界観ですね・・・発想がすごいな。
子供×大人というカップリングなんですけど
数年後、成長した攻がすごく素敵になっていたので
ぜひエロを・・・エロを見たいです・・・
(邪なことばかり考えててすみません)
イッちゃうと草がブワーっと生えるとかだったら
絵的にギャグになりそうだけどww
という訳で、今回もエロありませんでした!w
でも、やはり作品の雰囲気はすごく素敵だった・・・
似たり寄ったりなBL作品が多い中で
こういう個性的な作風は嬉しいです。
「爪先に光路図」に比べて、夜とか室内の場面が多いので
あの圧倒されるような背景描写はあまり無かったですが
とにかく癒される一冊!という感じでした。
エロ
萌えた
★★★
切ない
★★★
笑える
★
買って良かった
★★★★
→カテゴリー 青井秋
1. 無題
感想待ってました!
エロ少なめだったのね。
この作家さんはそういう目線で読んだらダメなんだろうね?
でも細かい描写が美しい~
表紙がとってもステキだ^^
星を作る工場って発想がまた、スゴイ(^O^)
自分で買って確かめてみますww
>ちぃ姉さま
エロ少な目っていうか全然ありませんでした!青井さんは描かないんだと思って期待しない方がいいかもですね~。
絵がほんと素敵で・・・表紙飾りたいくらいキレイです^^