清く正しい太郎さんの中から
淫欲にまみれた ど淫乱の太郎さんを誘い出して
清く正しい太郎さんを追いやるなんて悪者かな?
<あらすじ>
ひょんなことで出会った小説家崩れの太郎と八百屋の治樹。家呑みで泥酔した太郎は無自覚にエロ発言を連発し、ゲイの治樹の理性は崩壊!ノンケの太郎は 「挿れられる」セックスにいやらしく乱れてしまう。更に太郎のMっ気を察した治樹は甘くサディスティックに責め始め―――。
ミーコハウス先生の新刊久しぶりですねー!
なんか表紙の雰囲気が、監禁とか調教とか
ソッチ系かなーと思って買うの迷ってたんですけど
思ったより軽いタイプのSMっていう感じですごく面白かった!
今までのミーコハウス先生の作品の中で一番好きかも。
「女だったら ど淫乱になってるねこれ・・・」
いいえ、男だけど ど淫乱でした・・・
生活能力が無く、自炊もできない小説家の太郎は
世話好きな八百屋の治樹と出会います。
家で一緒に酒を飲んでいるとゲイの治樹は理性が崩壊し
猥談からの流れでエッチしてしまうのですが
ノンケなのに男に挿入されるセックスに溺れる太郎。
無自覚Mが徐々に目覚めていくストーリーなんですけど
最初はむしろ、ホモを差別していた太郎さんが
男との汚いセックスを経験する事で
鬱屈していた毎日から開放されていくという展開で
とても読み応えがありました。
事の始まりはちょっとした事だったんだけど
快感に弱くて好奇心旺盛で
どんどん深みにはまっていく太郎さんが
素直な淫乱でとても良いんですよ!!!!
気持ちよすぎて黙ってしまう太郎さんに
「太郎さん おくちなくなっちゃったの?」とか
治樹のナチュラルSっぷりも凄かったです。
SMのSはサービスのSだよねやっぱり・・・。
太郎さんは清く正しくありたいって言うけど
心の底ではもっと汚されたい自分がいて
それを気付かせてくれたのが治樹だったんですねーきっと。
治樹は自分がSかどうかは分からないけど
太郎さんが喜ぶことをしてあげたい
というスタンスが爽やかで良いです。
手錠かけたり目隠ししたり、縛ったりローター入れたりと
一通りのお仕置きプレイが出てきますが
結構その一つひとつの描写が丁寧で
太郎さんが少しずつ快感に目覚めていく様子が分かります。
喜んで奉仕してる治樹の気持ちがちょっと分かる気がした。
かなり激しいプレイをされて気を失った太郎さんに
それでもまだ自分がイクまで挿入を続けるシーンとかあって
ちょっとびっくりしたよね・・・
普通は受が寝ちゃったらそこで試合終了ですよ・・・
八百屋の治樹が、野菜を「きれい」って言うのも
すごく印象的でした。
太郎さんの価値観をぶっ壊してくれる象徴みたいな。
1巻の段階では、太郎は
治樹の奉仕にただ甘えるだけという感じで
まだ恋愛になってないんですけど
この関係性が2巻からどう変わって行くのかすごく楽しみです。
太郎さんが開き直ったら
もっと淫乱になってしまうんじゃ・・・w
続きも絶対買いたいと思います!
エロ★★★★★
萌えた★★★★
切ない★★
笑える★
買って良かった★★★★★
1. 私も~
でも、買って良かったーー!(拳を振り上げて)
ノンケの太郎さんが開発されてく様がエロエロしくて、読み応えありましたv
身体だけじゃなく、少しずつ心も傾いていく感じも良かったです。
気を失った受に挿入を続ける攻・・・w色んな意味で大好きです!ありがとう!(告白)
1巻で纏められそうな話ですが、続くということは、今後2人の距離も変わっていくのでしょうか。楽しみです♪
2巻も絶対買いたいです。もっと淫乱になってたら凄いなw
>ayahitoさま
買って良かったーー!(拳を振り上げて)
>色んな意味で大好きです!ありがとう!(告白)
私も!(便乗)
2人が恋人同士じゃないせいか、けっこうプレイに遠慮が無いというか・・・太郎さんの事を好きだけど治樹がグイグイ攻めてくれるんで読んでる側としてはとても楽しかったです。
この関係性が変わってくるとどうなるのか楽しみですね。太郎さんはこれ以上淫乱になったら怖いです。心配になるレベル!ww
2巻も楽しみです~^^