なあ、龍彦・・・俺が、もし お前がいなくても
生きていけるようになってしまったらどうしよう
もう一度俺にかけてくれはしないか 一生解けないやつを
<あらすじ>
大正はじめ――。高等学校時代からの友人・林周に会いに、彼が勤める大学に足しげく通っている龍彦。その日も周の研究室を訪れ、世間で大流行している「催眠術」の話をすると、周はインチキに決まっていると言う。そこで、彼を実験体として、龍彦が催眠術をかけてみることになる。――すると、龍彦が予想もしな かった姿を周が見せ……。
エロとろ R18に収録されていた催眠術のお話に
続編を加えて一冊にしたものです。
今回は、一冊まるごと同じカップルのお話なんだけど
各話ごとにガラッと違う雰囲気になって
オムニバス方式に近い感じになってますね。
エロいし切ないし可愛いし面白かったー!
カシオさん、絵がどんどん綺麗になってる気がする。
時代は大正はじめ。
友人におふざけで催眠術の実験をしてみたら
本当に言葉に縛られてしまうというお話からスタートします。
いやー、エロかったーー!
「俺がいいと言うまでいくな」という指示のせいで
オナヌーしてもイケないって凄いですね。
催眠術にガッチリかかってしまい
好きという気持ちが歯止め効かなくなって
ぐちゃぐちゃになりながら好きと言ってくる
受けのエロさがハンパなかったです。
催眠術があればエッチの時
相当エロいプレイできるよね(ゲス顔)
その後、幽霊に乗り移られて
そのはずみでエッチしてしまったり
当て馬に寝取られそうになったり
様々なエロい出来事があるのですが2人は素直になれず
好き同士である事は明らかなのに
なかなかカップルにはなりません。
そんな中、攻めがとつぜん戦争に行ってしまうんです。
急に切なくなった・・・
前半では、催眠術とか幽霊とか
ただのエロシチュエーション作品だと思ったんですが
最後まで読んだら、とっても切なくて
じんわり萌える一冊でした。
友達になかなか好きと言えない臆病な2人が
失いそうになって初めて自分の気持ちに気付くという
痛さというか青さというか、
カシオさん独特の
ペーソスっぷりが今回も炸裂していました。
もう会えないと思って、目隠しさせて
泣きながらおしゃぶりするシーンのエロさよ・・・
「俺のことだけ考えろ」という最後の言葉が
催眠術として、ずっと心を縛っているっていう
最後のエピソードがすごく好きでした。
モノローグが素敵で、しばらく余韻が残りますね
2. 無題
話はいーのに絵が、時々なぁって
思ってたんですけど
この方話がとてもいーんですよね!
この漫画も気になってて買ってないんですよ
買って損はなさそうですね
>ひまわり様
私も絵がちょっと苦手だったりしましたけど、今回の本も好きでした~^^