僕はね 君に優しくされるたびに
もっとなげやりになってしまうような
どうしようもない男なんだよ
<あらすじ>
東京のとあるお屋敷町に二本の坂がある。ゆるやかに左にあがるのが日光坂。右にあがるのが月光坂といい、その月光坂の一角に見事な庭木の屋敷があり、ひとはその家を月光坂の花屋敷と呼ぶ。花に囲まれた屋敷で、時が動きだす。
あれ・・・なんで私この本買ってなかったんだろう
今頃になって買ってみたんですけど
すごく面白いじゃないですか!
5月1日の私!この本面白いよ!買って!!
一応、「春」という括りになっていますが
続き物ですので次は「夏」とかになるんですかねー
全4巻かな・・・
すごく大きな屋敷に住む幸哉は
息子と、下宿人の小鳥遊と3人で暮らしています。
小鳥遊から好かれていると分かっているのに
のらりくらりとかわしつつ、セックスは拒めないという
どうしようもない幸哉を、小鳥遊が想い続けるストーリー。
いやー、参りました!面白かった!
幸哉さんって、いつもジジくさいって言われてるし
言動もオッサンくさくてボケーっとしてる人なのに
小鳥遊が「オッサンのくせにインランだから」って・・・
このセリフ言った瞬間、急に興奮したよね。
カラッカラに枯れてそうなのにインラン!?
大好物です!!!(握りこぶし)
幸哉さんは、すごく無気力っぽい感じなのに
セフレもいるなんてギャップ萌えですね。
気持ちが伴っていなくても
小鳥遊からエッチを誘われると断れないっていう所も
最高じゃないですか!!!!!!!!!1(興奮しすぎ)
でも、すごくインランなのに
「セックス大好きー!」って開き直っている訳ではなく
拒めない自分をどうしようもないって自覚してて
切なさ漂う所が木下作品ぽくて綺麗で良いです。
そして、小鳥遊は眼鏡でとってもクールな人なのに
実は一途で健気だっていう所もまたギャップ萌えです。
私大好きなんですよ・・・
片想いの相手にズルい事言われても
「ズルくても頼っていいよ、捨ててもいいよ」と
どこまでも一途で相手を困らせちゃうくらいな人!
しかも小鳥遊はスペックも高いですし
なんでこんなオッサンに入れ込んでるんだよって思っちゃうけど
「あんたとSEXするたび童貞みたいな気分になる」
↑これが最高だったよね・・・
ここまで尽くされて、幸哉さんはなぜ
気持ちを向けてくれないのかと不思議に思いますけど
過去に色々複雑なことがありそうですね。
あんなに小鳥遊が優しくしてくれるのに
そのたびにもっと投げやりになってしまうなんて・・・
投げやりなのにセックスは大好きなんて・・・
正直、こういうキャラって好みが分かれるかと思いますが
私はとても好きだったので続きが楽しみです。
あああ、なんかすごく興奮しちゃって
ぐちゃぐちゃな感想ですみません。
今後、悲しい展開とかも多分あると思いますが
小鳥遊の想いが報われると良いですね!
そして結人はお友達と付き合おう!うん!
2. 無題
すっごく良いですよね!!
木下さんの絵がキレイだからかもしれませんが、
こんな美人で浮世離れしたインランならほっとけないの分かります。
しかもコーヒーミルクを見て興奮するとか!
そんな天然に振り回されてる一途な小鳥遊が
普段は不機嫌なところも萌えますよね!
偉くなれと言われて本当に官僚になるとか、ちょっと一途すぎますが(^_^;)
このずるずるダラダラした大人の関係性が
切なくてやるせなくて、ものすごく好きです!
今後も天然な言動で小鳥遊を傷つけたりしそうですよね…
でもそこはなんとか乗り越えてもらって、
最後は幸せになった2人が見たいです。
>こなゆき様
>しかもコーヒーミルクを見て興奮するとか!
コーヒーミルクのくだり、私も印象的でした~。そこ?そんなところに興奮するの!?さすがインラン!ってw
小鳥遊の一生懸命さもすごく良くて・・・あのおっさんの為に官僚になっちゃうなんて凄すぎる!
普段素直になれない所とかすごく萌えちゃって大変でした~
大人の関係って感じでいいですよね!このお話、木下さんの作品の中でもかなり好きな方でした。
>今後も天然な言動で小鳥遊を傷つけたりしそうですよね…
そうなんですよ~・・・もし4巻続くとなると、山あり谷ありで辛いシーンも出て来そう・・・最後は幸せになってほしいです!