せんせいに さわりたい さわりたい さわりたい
さわりたい さわりたい さわって ほしい
<あらすじ>
歯科医の小野の前に、謎めいた青年“マサキ”が現れる。まるで子どものように、四六時中「好き」と伝えてくるマサキ。彼が時々みせる憂いを帯びた大人の表情に、小野の心はざわついてーー。日常がちょっぴり愛しくなる、甘く切ないファンタジック♥ラブ
幽霊×歯科医という、不思議なお話です。
普通の幽霊ものかー
↓
めっちゃ悲しい過去があったんだね・・・
↓
幽霊とのエッチやばい。先生えろい。
↓
幽霊の正体が意外すぎる・・・かわいいぃぃ
という感じで、一転二転するのでハラハラしつつ
ぐいぐい引き込まれるストーリーでした。
とても深くて切ないのに読後感めっちゃ爽やかで
なんというか・・・うまく言えないけど不思議な一冊!
ある日とつぜん、男の子の幽霊が現れて
「好き」と懐かれるようになった歯科医の小野先生。
でも先生は男の恋人と同居していて
毎晩一緒に寝ているようなシーンもあるので
幽霊との三角関係なのかな?と思って読み始めました。
でも、実はその恋人はすでに死んでいたという衝撃の事実!
ぜんぶ先生の妄想(幻覚)だと
いう事が分かるんです。
せ、せつない・・・
恋人を病気で亡くしてしまった先生が
淋しさに耐え切れずに恋人の面影を想い、
同じタイミングで幽霊として現れたマサキに慰められ
自分を取り戻していくというストーリーなんです。
うわーーー松本ノダさん凄いな!
最初はよくある幽霊モノだと思っていたけど
先生の悲しみの深さとか、マサキの若くて真っ直ぐな所とか
ひとつひとつの描写がすごく丁寧で良かったです。
妄想の恋人に抱かれるシーン悲しすぎた・・・
先生の恋人が、死ぬ間際に
「あげた指輪返して」って言ったシーンなんて
私もうダダ泣きでしたからね!
あんなにしっかりしてて、仕事バリバリな先生が
恋人の前ではボロボロ泣いちゃって、あんなに弱くて
甘えてる姿見てると可愛くてギャップがやばいんですけど
それと同時に悲しかったです。
もう萌えればいいのか泣けばいいのか分からない~
ネタバレを怖れずに書くと
この物語は、幽霊×歯科医ではあるんですけど
幽霊の正体は幼稚園児なんですよ!体だけ大きくなったの!
なんとショタ×歯科医!!
幼稚園児があんなエッチするの!!??(衝撃)
マサキが指輪の意味を知らなかったり
童貞の意味を知らなかったり
記憶が無くなった幽霊なのかな?と思ったけど
最後に正体が分かると、なるほどなーーって唸りますね。
幽霊じゃなくて本当は生霊だって分かって安心したよww
もう、ラストシーンで
本来の姿で再会した2人の笑顔を見た瞬間に
また涙腺崩壊してしまいました・・・
幽霊モノだからバッドエンドかと思ったけど
これ以上無いくらいのハッピーエンドで良かった。
最後の1ページすっっっごい可愛いかったなぁ
松本ノダさん、また1冊まるごとの長編で読みたいです。
1. こんばんは
「ん!?どういうストーリーだ?」と思って読み進めて、全部繋がった時に、あのラストシーンですもんね。可愛かった~。泣いた~。
何回も読み直しちゃいました。
>usausako様
あのラストはずるい・・・可愛い・・・ずるい・・・
私も何回も読み返しちゃって、その度にゴロンゴロンしました!
面白かったー\(^o^)/