■２丁目の小さな魚
高校時代の先輩に片想いしていた男の子が
女になって先輩に愛されたいと願い、
数年後女装バーで先輩と再会するストーリーです。
後輩の一途っぷりがキュンと来て泣けます！

オネェになった後輩は、先輩よりも背が高くて
スラッとした普通の男の子だし体育会系だし
普段はオッスオッスみたいな口調なんだけど
先輩の一挙手一投足に赤くなったり震えたり
めちゃめちゃ意識してるのが可愛かった･･･

体の大きなオネェが、可愛らしいアクセサリーに憧れるけど
自分には似合わないから諦めてしまうっていうパターン
オネェBLによくあるけど切ないですよね。
それで、彼氏がコッソリ買ってあげて「似合うよ」って言うの。
この、いじらしさすっごく好き･･･
これだからオネェBLは素晴らしい＼(^o^)／

初エッチの時に、ボロボロ泣いてしまって
怖がってなかなか先に進まない所は焦れましたけど
その後チンコに挨拶する先輩ワロタwwww


■曙町１丁目にて。
3Pならなぜプレイ中の様子を
描いてくれないんだっ･･･！（血の涙）


■阿佐ヶ谷南四丁目
ガタイが大きくて巨根のインド人×日本のサラリーマン。
出会って一目惚れして、そのままお持ち帰りで
すんなりとエッチしちゃうお話だったので
もしかしたら騙されてるとか、
それともどんでん返しがあるのかなと思って読んでたら
意外にもピュアなお話でしたww
（私の思考がドス汚れているだけだった･･･）
サラリーマンの後輩が片想いしていて
強い酒を飲ませる駆け引きのシーンは
すごくドキドキしちゃったんだけど
後輩くん本当にただの当て馬だったんだね･･･

とりあえず、インド人ものすごい巨根だけど
ちゃんと最後はエッチできて
良かったなと思いました（感想文）
「OH－三船サンとんだ淫乱ドスケベヤローね。」って
インド人のカタコトが妙にクセになります。


■サニーサイド
なんと、2004年のコミックAQUAが初出です！
10年以上前wwww
確かにちょっと古い雰囲気の、どろっとしたお話ですね。
田舎の狭い世界の中で男の人と付き合っていた事で
町中の噂になってしまい、別れを選ばざるを得なくなるという
苦しいお話でした。
最近だとバッドエンド自体が珍しくなりましたよねー。




短編集で、しっかり切なさもあるんですが
今までの河井先生の作品の中では
わりと軽めで甘めなお話だったと思います。読みやすい。
やっぱり表題作がいちばん好きだなー。
また泣いてしまいました。

この、2丁目の小さな魚を描いていた為に
王子と乞食の執筆が止まってたそうなんですけど
早く･･･早く描いてください｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡
内容を忘れてしまいます！