気持ちがあふれたら それは恋だと言った
あふれる時は一瞬で あっという間に零れてしまった
全然止められないんだ
<あらすじ>
高校一年生の藤沢蒼太は、ある朝、登校中の電車で痴漢に遭った。というのは、蒼太の勘違いで、ラケットがあたっているのを痴漢だと思い込んでいたのだ。それを教えてくれたのは、一ヶ月遅れで転入してきたひとつ年上のクラスメイト、綾瀬千洋だ。最初はぎこちなかったふたりだけれど、少しずつ距離が縮まっていき!?どきどき、不安、やきもち、誰かを好きになる「恋」がつまった物語、誕生!
「高校生のキラキラしたラブを描きたい」という
木下けい子さんの言葉どおり
高校生らしいピュアで可愛いお話です。
BLの入門として、とても良い本なのではないかと。
ちなみに、
チューはあるけどエロは全く無いので
その辺を期待してるとちょっと物足りなく
感じるのかなーと思いました。
私もちょっと物足りなかったかな・・・可愛いけどね・・・
高校一年生の藤沢と
ひとつ年上だけど同じクラスに転入してきた綾瀬が
少しずつ距離を縮めるストーリー・・・というか、
かなり後半までぎくしゃくしてて
最後の最後で急にくっついたっていう感じでした!
私これ読みながら、
ラストに近づいてるのに全然解決してなくて
もしかして続巻かな?って思ったもんね・・・
ちゃんと最後はカップルになって安心した・・・
綾瀬は言葉のチョイスを間違えて
普通に話していても「怒ってる?」と勘違いされやすい人で
最初はなかなか2人の気持ちがかみ合わないんですけど
藤沢の可愛さにどんどんヤラれていくという感じですね。
ちょっとした会話の中で「かわいいな」って言ってしまったり
藤沢に近づく人に嫉妬したり・・・という
高校生の王道ストーリーですね。
ちょっとした言い間違いや勘違いで簡単にすれ違ってしまったり
それを訂正しようとするんだけど上手く言えなかったりと
もがいている様子がとても青くて可愛いんです。
それにしてもさ!
綾瀬と類が藤沢を取り合うという、
三角関係期待してたの私だけじゃないよね!?
「アイツから守るよ 俺」って言う類が
めっちゃイケメンだったので不覚にもときめいてしまい
むしろ綾瀬より類×藤沢の方が萌えるのでは!?
って思ってしまったんですよねー・・・
(ヘタレっぽい顔とキメ顔のギャップ素晴らしい)
過呼吸になってしまう藤沢をさらっと助けてくれる所とか
綾瀬に釘さしてくれる所とか男らしくて良いし
背が高くて顔もイケメンだしな!(重要)
ラストに近づいてから急に類がライバルっぽい顔になって
それもあまり生かされないまま終わってしまった感じがして
ちょっと残念でした。
相手のことを考えるだけで赤くなってドキドキするという
ピュアな可愛さはすごく良かったですけど。
私の心が穢れているだけだよね。知ってる。
どうしてもドロドロ展開を
望んでしまうんだごめん・・・
1. >トンカチ様(拍手コメ返信)
ね、ね、類くんにときめいちゃいますよね??あの「と・も・だ・ち」がけしからんかったんですけど!!こんなんで片付けて欲しくなかったですー!!
でも私もピュアは気持ちを思い出させてもらって良かったです( ˘ω˘ )