オレも連れていって
連れてってくれないなら イトウさんがここで殺してよ
そうじゃないとオレはどこにも行けないから・・・
<あらすじ>
残酷な世界に咲き乱れる恋の花。闇社会 [殺し屋×娼夫] から生まれた純愛の物語。毎週火曜の夜、娼夫・キョウスケのもとに通い夜明けまで他愛のないことを語り、帰ってゆく謎の男"イトウ"。ある日、アタッシュケースに一杯の札束を持って「仕事をやめて好きなことをしてほしい」とキョウスケに手渡そうとするが…。闇社会に鮮血と硝煙の舞う、美しきノアール・コミックの旗手、"冥花すゐ"初のBL単行本で登場!! 支配と被支配の学園SM [Cage] も同時収録。
なんかコレをお勧めしてる人がすごく多くて
気になって買ってみました。
冥花すゐさんって何てお読みするのかも分からなかったけど
くらかすいさんなんですねー。
なんとなく表紙を見て怖そうだなと思ってたんですけど
(コックリさん的な話かと思った)
思ったより読みやすくて純愛なお話でした。
10代という若さで男娼として働くキョウスケは
毎週火曜日に来てくれる謎の客・イトウから
アタッシュケース一杯に詰まった札束を出されて
「仕事をやめて好きなことをしてほしい」と頼まれます。
イトウさん、普通のサラリーマンっぽい風貌なんだけど
目玉がいっぱい付いてる柄の変なネクタイしてて
すごく怖いんですよ・・・
笑ってても目が笑ってないんですよ・・・
イトウさんはすごく病んでいる人なのかなと思って
表紙の構図みたいに、キョウスケを監禁して
飼育BAD ENDみたいになる物とばかり思っていたけど
以外にもピュアな展開でびっくりしました。
まぁ・・・ピュアとは言っても
殺し屋×娼夫なので穏やかではないんですけども
キョウスケは色んな客とセックスしまくってるし
イトウさんも人を殺しまくってるし
かなりダークなお話なので苦手な方もいるかもしれませんね。
イトウさんはキョウスケの為に何でも与えようとするのに
いざキョウスケがイトウさんを好きになっても
なかなか両想いにならない所がもどかしいかった~
好きな人に尽くすにはどうすればいいか分からなくて
盾でもいいから役に立とうとするキョウスケが健気。
やっと思いが通じて札束の山の上でセックスするシーンは
あんなにセックスに慣れていたキョウスケが
めっちゃ恥ずかしがっていたのがエロ可愛かったです!
いいぞもっとやれ。
■Cage
こっちの短編の方が監禁・調教ものだった!\(^o^)/
高校生(主人)と先生(従者)の主従モノなんですけど
先生が高校生を檻の中に閉じ込めて監禁し
激しく罵ってくれるご主人様になるように調教するっていう
歪みまくってて理解できない世界なんだけど
不思議な萌えがある作品だった。
耳を食いちぎられるの痛そう・・・
好みは分かれるかもしれませんが
エロけっこう多めで楽しめました!
結構ドロドロ系がお得意な作家さんなのかな?
今後も楽しみですねー。
1. 読めなかったw
読み手を選ぶ本だと思いますが、個人的には好みでした~
殺し屋だし男娼だしモブ姦あるし流血あるし…で私も最初は大丈夫かと
思いましたが、ふたを開けてみれば根底にあるのは純愛なんですよね。
初めて知る恋や愛に己を捧げようとする姿が健気で
たとえ周りがそれを許さなくても貫き通す強さもあって。
バッドエンドかと思ったけど、ラストに再会シーンがあってホッとしました。
危うい糸の上を歩くような、彼らは幸せを掴めるのか否か
最後までハラハラさせられる作品は久しぶりだったと思いました~
目玉いっぱいのネクタイ柄…これペーパーに後日談?ついてて
目玉の理由が描かれてるんですが…
イトウさんキョウスケ好き過ぎるだろwという内容でした。
「Cage」も面白かったですv
優位にいたのに気づいたら逆転してた展開、大好きです。どんでん返しもあったしw
ただこれは全く恋も愛もないので、一方通行の変態行為を楽しむ作品なのかなw
ご主人様を探してたドM先生のお話でした。(S心としてはぬるいと思いましたけど)
ダークな内容も好きなんで、次回作も楽しみです(*'ω'*)
>ayahito様
そこですよねー。
普通にレイプとか男娼とかの話だったらそんなに引き込まれないですけど
結局純愛だから良かったなと思いました。
最後の方で、記憶を消すとか思い出すとかのくだりがちょっと分かりづらかったけど
ラストは再開して、これからまた恋愛が始まるんですかね。
>目玉いっぱいのネクタイ柄…これペーパーに後日談?ついてて
なーーー!?
そんな大事な所をペーパーにするだなんて・・・
あの目玉のネクタイ怖いんですよね・・・
と思ったらキョウスケにも似たようなTシャツ買ってて笑いましたw
>「Cage」も面白かったですv
短いけどよく出来てましたねー
確かに全く愛がない感じでしたけど、こういう突き抜けた変態もいいです。
次回作楽しみ( ^ω^ )