この手を 取っちゃだめだ
この手を取ったら全部終わる 俺は、きっともう、
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タイトル 薊
サークル おげれつ
作家 おげれつたなか
52ページ
2015-08-15 938円(+税) |
<あらすじ>
おげれつたなか先生が2015年3月に解き放った商業誌『錆びた夜でも恋は囁く』のスピンオフにあたるのが本作、『薊』――かんちゃんが弓へ暴力をふるうようになるまでが切なく描かれております……かんちゃんは妹の夢を叶える為、学費を稼ぐ為に就職先での上司からの理不尽な命令にも従わざるを得なかった…その苦しみを一人で抱え込み、少しずつ弓との間に気持ちのすれ違いが生じていく…――『錆びた夜でも恋は囁く』へと続く、プロローグとなっている本作。かんちゃん視点で丁寧に描かれる心情描写には胸を締め付けられます。本編を既に読まれている方も、読まれたことがない方でも、本作を読めば必ず『錆びた夜でも恋は囁く』を読みたくなる、読み返したくなる事間違いなし。『錆びた夜でも恋は囁く』をご用意の上、御一読頂くことを推奨致します…!
久し振りに薄い本買いました!
表紙画像が2つありますけど、どちらも同じ本です。
おげれつたなか先生の
錆びた夜でも恋は囁くと
恋愛ルビの正しいふりかたの番外編という位置付けの同人誌で
かんちゃんと弓が、幸せそうに付き合っている所から
DVに手を染め始める辺りまでが描かれています。
このシリーズお好きな人は必見ですよ~。
薊(あざみ)の花言葉は
「独立」「報復」「厳格」「触れないで」だそうです。
私は普段は同人誌買わないし、買っても感想書かないんですけど
今ちょうど積んでる新刊も無いので
興味ある方だけ続きからどうぞー
この作品は、超超超ブラック企業に勤めるかんちゃんが
妹の学費を稼ぐ為に逃げるわけにもいかず
ひたすら耐えて、一人で抱え込んでしまうお話なんですけど
とにかく読んでいて超つらいです!
ブラック企業ほんと許せん・・・
叱責されるばかりじゃなくて職場で土下座させられたり服脱がされたり
わけのわからない事で精神的に追い詰めてくるし
いくら残業しても残業代付かないとか
かんちゃんまじ可哀相すぎて泣いた。
でも家に帰ると弓がいて、
弓とラブラブしてる時は嬉しそうで幸せそうで
そこで心のバランス保っていたのかなって思うんですけど
弓はフリーターだから会社員の気持ちを分かってなかったし
弓が他の男を忘れられずにいる事をなんとなく察してしまって
かんちゃんはどんどん孤独になっていくんですね。
エッチシーンもかんちゃんが弓を許してばかりで
とにかく優しくてそれがまた悲しい。
こんな優しい子がDVかぁ。やるせないなぁ・・・
かんちゃんと弓の関係がちょっとずつ変わっていって
最後、堕ちる瞬間の描き方なんて鳥肌立った。
おげれつたなかさん、心理描写すごく上手いんですよねー
感情移入しすぎて大変でしたw
時系列的には同人誌→錆びた夜→恋愛ルビの順ですね。
薊の後に2人がそれぞれちゃんと幸せになってくれて
本当に良かったなぁ・・・
この同人誌を読んだ後に、
錆びた夜→恋愛ルビ→同人誌→錆びた夜→同人誌→恋愛ルビ・・・
と、読み返しループに入ってしまいましたw
なんといってもこの2人、リバだからね!!!!!!
おげれつたなか先生ありがとうございます(土下座)
こちらの同人誌は、オークションなどにも出てますけど、
9月16日現在ちゃんと正規で買えますので
とらのあなや
K-BOOKSからどうぞー^^
1. 無題
心優しいから壊れてしまったんですね・・・
コミックスでかんちゃんも弓も幸せになるって事を知っているので
落ち着いて読めますが、この話が序章だったら苦しすぎますwww
おげれつ先生すごすぎます最高すぎます・・・
>まみこ様
優しいからこそ壊れてしまうって悲しいなぁ。゚(゚´ω`゚)゚。
>コミックスでかんちゃんも弓も幸せになるって事を知っているので
>落ち着いて読めますが、この話が序章だったら苦しすぎますwww
それ私も思いましたww
幸せになれるって分かってるから安心して読みましたけど
この話から読んでたら感じ方全然違ったろうなと思います。
この2人が結局別れちゃうの悲しいですよね・・・
でもやっぱりおげれつ先生の作品はすごいです~!