Ωの計は定期的に発情期がやってくるのですが
発情を抑える薬が体質に合わなくて
いつも、幼なじみの次継にセックスして貰っています。

いつもセックスを助けてもらっている次継はβなので
番にはなれないと言いつつも
涙を流しながら腰を振る計のビッチっぷりが凄いし
恋人になれないと分かっていながら密かに受に想いを寄せている
攻の健気さがまた良いんですよねー。

計は適当なαと番になれば全て解決するのに
「愛がなきゃダメ」というこだわりを持っていて
いつまでも、次継に助けて貰う日々がずるずると続いているんです。


やがて、金持ちイケメンαに言い寄られた計は
その人に無理矢理犯されてしまうという展開なんですけど
念願のイケメン金持ちαと番になれた計は
やっと次継が大切な存在だという事に気付いて
ここから一緒に生きていこうという決意をする訳です。

かなり遠回りしたし
計の首にはしっかり違う男の歯型が付いちゃってるけど
そこを乗り越えていく二人の気持ちがすごく強くて
エロいシーンは多いんだけど
すごくピュアなお話だなと思いました。



このお話の感想書くのすごく難しいけど･･･
オメガバースだからって、繁殖行為ばかりじゃなくて
そことは違った純愛が見られたのはすごく良かったです。
設定をすごく生かしてる作品だなと思いました。

森世先生は、エッチシーンの表情の描き方すごく良いですよねー。
αとの初めての発情セックスで
「やめないでやめて」とか「ちがうちがう」と言いながら
必死に快感に抗おうとしてるシーンすっごくエロい。
チンコの描き方については、せっかく修正が少ないのに
結構つるんとしたチンコでしたw（チンコ情報で締めくくる）