奴隷だったので、身なりは汚いものの
綺麗なエメラルドの目を持っている少年・セージが
幼い妹の身代わりとして王宮に召し上げられ
傲慢な"青の王"の側女になるというストーリー。

こういう王宮ファンタジーBLにはありがちな
不憫な男の子が権力者に気に入られるという
王道のストーリーなので読みやすかったです。
でも漫画で読めて良かった～！
これが小説だったらアジュールとかギュールズとか
カタカナばかりで理解できる自信が無いww


それにしても・・・いきなりアジュールに
抱かれてしまうシーンがやけにアッサリでしたよねー。
いくら催淫剤使ってたとしてもスンナリすぎるのでは・・・
（セージどうして慣れてたんだろう）
首と手首をぐるぐるに縛られて犯された時は
すごく嫌がっててセージが可哀想だったけど
エッチシーンはあんまり細かく描いてないので
だいぶソフトな表現になってると思います。

セージは楽しそうにしてる時は子供っぽいのに
正義感強くて怒っている所とか
押し倒されて色っぽい表情を見せる所とか
ガラっと表情が変わる所にドキッとしちゃいますね。


そして、アジュールの側女となったセージは
王宮内で他の王にも出会うんですけど
赤の王・ギル様すっごく好きだった～！

アジュールとは正反対のタイプで明るくてワンコっぽくて
真っ直ぐに好意を向けてくれる所にキュンキュン来てしまい
どうしてギル×セージで幸せになって
くれないんだぁぁ！（頭抱え）ってなった。
密かにギル様を想うセージも可愛くて可愛くて。
この可愛らしい恋愛だけでこの物語終わって欲しかった・・・



１巻の段階では、アジュールは本当に冷酷な男で
セージの事を人間とも思っていないような事を平気でするし
他にセックスする女いくらでも居るし
あんまり好きになれないんですけど
最終的にはアジュール×セージのお話なんですよね？
本当にこの２人ラブラブになるのかな？ww
いや多分なるんでしょうけど・・・


セージが声を失ってしまった辺りの描写も
あっさり気味だったのでびっくりしたんですけど
眠っていた能力が覚醒したような感じで
２巻ではどういう展開になっていくのか気になりますね。
ギル様にワンチャンあったりしないよね？（まだ言ってる）