自分の名前なんて 好きになれないと思ってた
けど 俺が思ってるよりは 案外悪くないのかもしれない
＜あらすじ＞
八方塞がりのあと、末広がり。小さい頃から現在に至るまでエイトについて回る「8」の縁は、「ハチ」というあだ名を持つ同級生、八田智也を引き寄せた。挨拶だったり、他愛のない一言二言だったり、ハチとの何気ない日常の積み重ねは、エイトの気持ちに変化をもたらしはじめる。友だちという線引きの先、この想いに名前をつけるなら、それは、きっと――。新鋭・古矢渚のファーストコミックス！青春をひた走るDKのきらめく恋、詰め込みました。
群青のすべてが面白かったので
デビューコミックスも買ってみました。
こちらの作品もすごく評判が良いみたいで
群青のすべてと同じような、男子高校生の青春ていう感じで
なんかムズムズ萌えてくるようなお話です。
古矢先生、高校生モノお好きなのかな。
（たまにはエロがあってもいいのよ・・・）
同じ学校でありながら、文系と理系でクラスが違い
全く面識が無いハチと偶然知り合ったエイト。
2人とも８っぽい名前という事で急に距離が縮まり
変に意識してしまうというストーリーです。
あれですね、BL版のNANAみたいなもんですね。（？）
学校ですれ違ったり、ちょっと目が会った時は軽く挨拶して
ちょっとずつ特別な存在になっていく所が
特別な出来事がある訳じゃないんだけど
萌えるんですよー
ちょっとした事で嬉しく思ったり
なんとなくヤキモチのような感情が出てきたり
自分達でもまだ自覚してないような恋心がじわじわ生まれて
高校生の可愛さに目が潰れそう！
ジュース飲ませてあげたら間接チューって言われて
めちゃめちゃ動揺する、高校生らしいエイトが可愛い。
間接チューくらいで慌てるようでは
エッチはまだまだだね・・・
（どうしてもエッチ方面考えてしまうごめん）
そんな中で、なにげない会話の中で
「もし女だったらエイトみたいな奴を彼氏にする」と言われ
真に受けて意識しすぎてしまったせいで
2人の仲は一気にぎくしゃくし始めてしまいます。
距離を置かれた事も、あの発言が原因だという事も
なんとなく察して悩むハチが切ないんですけど
最後はちゃんと自分達の気持ちを伝えられて良かったですね。
デビューコミックスでこの完成度は凄いな～
2人の気持ちがすごく伝わってきて
手を繋いだり、チューをする位しか無いんですけど
とっても楽しく読みました。
ただ、ひとつ文句を言うとするならば
エイトときっしーが同じ人に見えてしまって
途中でちょっとごちゃごちゃしてしまったかなー。
でもやっぱり絵が可愛くて読みやすかったです。
次回作も楽しみにしてます！
[14回]
1. >なお♪♪様（拍手ｺﾒﾝﾄ返信）
本当に絵が綺麗で読みやすくて素晴らしいです。
これでエロがあれば・・・（いや無くても面白いですけど）
大学生・リーマンもの、読みたいですねぇ