心配してくれるのはわかってるよ
それなりにしんどいのも でも でもさ
好きな事を好きって言うの もう我慢したく無いんだよ
<あらすじ>
その店のスーツを身につけたものは成功を収めると言われている骨董通りにある仕立て屋・SHIDA。仕事の合間に店を訪れたインテリア・デザイナーの城野大海は、強面の無愛想な男と出会う。彼こそが伝説の仕立て屋・志田だった。仕事に誇りを持つ志田の姿に、仕事で行き詰まりを感じていた大海はあこがれ、惹かれていくーー。意地っ張りのインテリアデザイナー×強面の仕立て屋の恋。
スカーレット・ベリ子さんの新刊、楽しみにしてました!
で、前情報なにも無しに
あらすじも見ずに読み始めたんですけど
目つきの悪い黒髪の方が受でびっくりしたよね。
仕立て屋さんもクールでカッコ良かったし
女王の方もツンデレっぽい感じで可愛くて
まさか女王攻だとは思わなかった・・・
でも読み終わってみたらとても良いお話で感動的でした。
評判の仕立て屋にスーツを注文した大海は
強面で無愛想な哲也と出会いますが
その仕事への向き合い方に憧れ、惹かれていき
やがて恋人同士になっていくというお話です。
正直、一度読んだ時には
ずいぶん簡単に恋人同士になったなーと思ってしまい
どこを好きになったのか?何で好きになったのか?と
よく分からない部分が多かったんですけど
何度も読んで行くうちに、深さが分かるというか
2人の愛情の大きさにじーんと胸を打たれるお話でした。
相手に為に何かをしてあげたいとか、寄りかかって貰いたいとか
すごく甘いお話のように見えて
プライドのある男同士特有の距離感みたいなものもあって
なんかもう上手く言えないんだけどとにかく可愛かったです!
そして、さすが数々のポーズ集の監修とかされているだけあって
ひとつひとつのシーンのポージングが
ハッとさせられる程美しいんですよね。
ボタンの糸を口で切るシーンとか
パンツ+ロングカーデでタバコ吸いながら本読んでるシーンとか
仕立てたスーツを着せる瞬間とか・・・美しすぎるでしょ・・・
なんか今回、やたらキャラクター達がキラキラしていて
眩しくて目がつぶれそうだった。
大海は、なんかギャーギャーうるさくて
ワガママな女王様っていう感じだったのに
エッチシーン始まると急に攻めっぽい顔になって
まさかのテクニシャンというギャップが凄かったですww
哲也も、余裕たっぷりのおじさんという感じだったのに
エッチシーン始まったらナチュラルに
受けになっててびっくりしました・・・
えっ、そっちなの!?って思ったんですけど
哲也が抱かれてる姿くっそエロかったので
こっちで全然OK!!!!!って思いました!
いいぞもっとやれ!!(土下座)
それに、哲也のメガネかけた姿が素晴らしくて
こんな渋い37歳が受だという事実に感謝。
なんだかんだ言ってお姉さんをちゃんと大切にする所とか
最後「お前で良かった」と抱き寄せて涙する所とか
大海の育ちの良さが垣間見える所も素敵だったし
ラストシーンの爽やかな余韻が良かったです。
個人的には、
前作がものすごく好きだったので
それに比べたら少し物足りなさを感じてしまいましたが
前作よりも可愛くて、微笑ましい一冊でした。
1. こんにちは!
スカーレット・ベリ子さん、前作ですごく好きになって、新刊めちゃくちゃ楽しみにしてました!
まさかベリ子さんでオッサン受けが読めるなんて!v゚ロ゚)☆感激でした☆(●´艸`)
でも、なんだか初めが駆け足なような気がして、なにか物足りないなぁーと思ってしまって、自分の読解力のなさに悲しくなっていたのですが、ちゃんと何回か読み返してみないとダメですね。
でも、相変わらずお身体とポージングが大変素敵で、大海が成長していってからはとっても満足でした(*´U`*)
時間を作ってもう少し読み返してみようと思います!
>狛子様
最初に読んだ時はそればっかり気になってしまいww
駆け足だなーと思ってしまったんですけど
何度も読んでると色々分かってきますよね。
>相変わらずお身体とポージングが大変素敵で
そうそう。素敵でしたね・・・絵を眺めるだけでも楽しい本だなと思いました。
特に大海が成長して・・・素敵な男になりましたね。爽やかで素晴らしかったです!