人と食事をするのが苦手な豊が
ある日公園で出会った年の離れた兄弟と仲良くなり
一緒にごはんを食べるようになるストーリーです。

ごはんを一緒に食べて幸せ感じるって良いですよねー
もう私もさ、この歳になると
日常の幸せというか、何でもない事の有り難さというか
こういうほっこり系の作品読んでると
じわじわ泣けてしまうんですよ！
土鍋で炊いたごはんで特大おにぎりなんて最高やん？


何でもないような事を幸せだと思うと同時に
幸せすぎて怖いっていう豊の気持ちがいじらしくて
なんかすごく感情移入して読んでしまいました。
豊が辛かった過去の話をする時に
らくがき絵がご飯食べながら涙するシーンとか
すっごく胸に来るものがありますよー。


だからセックスシーンが無くて残念だなんて
私は思ってないよ？

どっちが受けなのか攻めなのか分からないけど
この人達が幸せなら私はそれでいいんだ・・・

（うそ・・・本当はセックスシーン見たかった）


ご飯が美味しいだけで、こんなにトントン拍子で
ノンケの人が男を好きになるだろうか？とも思うけど
種の存在も大きいですよねー。
あんな可愛い男の子が会いたい会いたいって懐いてくれたら
よーし何でも好きなもん食わせたる！ってなっちゃう・・・
お父さんが傍らで静かに2人の恋を応援している所も良かったし
亡くなったお母さんへの想いを隠さず話してくれる所も良かった。

だからセックスシーンなんて無くていいです！（真顔）