＜あらすじ＞
生活能力があまりに低いため「親友」の亮介に日々の面倒をみてもらっている章生。でもその「親友」を、もうずっと前から好き。サラリーマンでしっかりしている亮介が、ホントは淋しがり家だって知ってる。結婚とかに向いてることも──。そばにいても口に出せない気持ちが、グルグルと胸の中を巡る…。描き下ろし15Ｐ付v


突然ですが
わたくしもうすっかり
まさお三月先生の虜で。

絵もストーリーもストライクゾーンド真ん中すぎて
かなりニヤニヤしながら読んでしまいます。
ＫＩ・ＭＯ・Ｉ☆


amazonのレビューだと
結構辛口もあるみたいですが
この作品はもっと評価されてもいいと思うんだ･･･。

この作家さんの本が
まだ2冊しか出てないというのが悲しいですが
今後は全力で
作家買いさせていただきます！（宣言）



さてこの作品は、
幼馴染で長年片想いしている相手に
ひたすら甘やかされて
家事全般やってもらうという
一人では何もできない男のお話です。


BLとしてはよく見る
ありがちなストーリーなのですが

ひたすら世話をやく亮介と
嬉しさと辛さの間で揺れ動く章生の
やりとりがすごく甘くて
キュンキュンしながら読みました。


傍から見るとこんなにラブラブな二人なのに
全く進展しないのが
ヤキモキしてしまうのですが

そこに、章生の仕事仲間の
室野さんが登場してから
一気に関係が動き始めます。


しかしさ、この室野さんは
せっかくのゲイという設定なのに（せっかくのゲイって何）
章生に何もせずに終わったというのが
個人的に残念でしょうがない。

無理やり章夫が室野さんに襲われている所を
亮介が助けるシーンがあれば
もっと萌えてたのに残念。



･･･しかし実際には
室野さんはちょっとした当て馬になるのみで
ちょっとイタズラ好きのイイ人で終わってしまいました。
なんだ？
好感度を上げて
室野さんのスピンオフ作品が始まるのか？ｗｗｗ


そして、室野さんのお陰で
やっと自分の気持ちに気づいた亮介は
むりやり章生にキスするのですが

このキスシーンがまた
禿げ散らかすほど萌えました。


両想いだという事が分かって嬉しいのに
過去の負い目があって受け入れる事ができない。
ただ泣く事しかできない章生に
「ごめん」と謝る亮介。

っぁぁぁぁぁあああダメだ。
せつなすぎて死む！


この時の泣いている亮介の顔が好みすぎます。
まさお三月さん、泣き顔秀逸すぎるよ･･･

BLの、すぐメソメソ泣く男子って
あんまり好きじゃないんですけど
この人の絵だと萌えてしまうから困る。



そして亮介が作った玉子焼きを
章夫が2週間も食べることもできず捨てる事もできず
ずっと取っておいてたエピソードがすごく好きです。
かわいい奴だｗ

でもカビが生えそうだから
せめて冷凍とかしてください。（そういう問題？）


そして、その後のHシーンも
かなり良かった！

絵がわりとアッサリだし、
本の終盤までナッシングエロだったもので
このままさらっと終わるのかと思ったら
がっつりエロかったので満足でしたｗ

そして、なんか1冊まるごと
ただのバカップルのノロケを見せられたような･･･
なんともやるせない感覚にｗ


最後の描き下ろしでは
そんなバカップルの
裸エプロンプレイが見られます。
ちょ、なにこのエロい人･･･


以前見た裸エプロンが「嫁に来ないか」の
ビジュアル的に微妙な
裸エプロンでしたので（新也先生ごめん･･･ｗ）
ちゃんと萌える裸エプロンはこの作品が初めてでした。


この作品も文句なしでお勧め。
個人的に今後、最も注目している作家さんの一人です。


エロ★★★★
萌えた★★★★★
切ない★★★★
笑える★★★★
買って良かった★★★★★


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