―･･･まったく　まるで上司に対する態度じゃないな
おまえは特別だからいいけど　他人の目のある所では
上下関係を乱すなよ･･･

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＜あらすじ＞
勤務中に怪我をして仕事にならない来島をしばらく居候させてくれることになったのは社長である義親の自宅。そこには夏休み中の高校生、弟の義行と親戚の隆晴がいて彼らの家庭教師をすることになった。接していくうちに来島の色香に迷い惹かれていく義行。告白しようと来島の部屋へ行くと引き戸から漏れる熱い吐息と激しい接吻の音、隙間から覗いてそこにいたのは…。




昨日の「忘れもの」に引き続き、加東セツコ先生祭りです。
やっぱり表紙ふつくしいわー
抱きついてる方の挑発的な目線がたまらんわー

でも色々レビューブログを見て回ったんですが
「忘れもの」も「蔓草の庭」も
ことごとく、イマイチとの評価が多いんですね。
内容がちょっとヌルいのは確かに同意だが
私はけっこう好きでした。

まあ「自分の萌えは他人の萎え」って言葉もありますからね･･･ｗ



■蔓草の庭
兄の部下である来島に家庭教師をしてもらう
義行とイトコの隆晴。
次第に来島の色香にヤラれ始めた義行ですが
来島と、自分の兄のHシーンを目撃してしまいます。
誘い受け着物プレイキタ――(ﾟ∀ﾟ)――!!
加東先生の着物プレイ、最高です。ごちそうさまです。

萌えるから展開が多少強引でもイイです。
兄が来島に流され過ぎだと思うけどイイです。
来島は確信犯なのか無自覚なのかよく分からないけどイイです。
縁側で朝から触りっこしてるのはどうかと思うけどイイです。

でも終わり方が唐突なので
アレッ？これで終わり？と思った。




■そらごと
父親の借金のせいで金貸しにHを要求される高校生。
ＡＶによくある設定ですな。
Ｈした事によって情が移ってしまった2人が
「逃げようか」という所でお話が終わっています。
うーん、不完全燃焼すぎるｗ
もうちょっと続きがあれば良かったなーと思います。




■箱
兄の家に居候する事になった七央が
甥に襲われるお話です。
近親ものがあんまり好きじゃない私は
純粋に楽しんで読む事はできませんでしたが
拘束プレイとか
無気力な七央の喘いでいる様とか
ビジュアル的にはかなり萌えました。




■コンディショナリィ
家事代行業で池内の家を毎週掃除している藤代。
お互いの顔もしらず置き手紙だけの交流でしたが
ひょんな事で鉢合わせし、
あれよあれよと同棲するまでの仲になります。

話が上手くいきすぎだろ！と思う所はありますが
Hが始まって、
いきなり藤代が受けてたのでビビりました。
お前が受けるんかい！！（眼鏡ぱりーん）
絶対藤代は年下ワンコ攻めだと思ったよ･･･。

描き下ろしを見る限りではリバっぽかったので
そちらのシーンも見てみたかったですが
ひとつ気になったのは
挿入シーンで藤代が普通にズボンを履いていた事。
え･･･これは
どこにどうやって挿入しているの？？？（混乱）

前から見ると挿入してるっぽいけど
後ろから見るとズボン履いてるし･･･ｗ
ズボンにやおい穴が開いているの？ｗｗｗ
（私の読解力がおかしいだけか？？？）
･･･まー萌えたからいっか☆



･･･という訳で、
「けっこう好きでした」とか言っておきながら
すごく文句ばっかり書いたような気もしますが
やっぱり好きです☆

あとがきで、加東先生は
黒髪キャラが大好きだと書かれていますが
受けも攻めも黒髪で描かれると
あんまり見分けできないのがツラいですｗ
私も黒髪大好きだから嬉しいんですけどね。

あ、また文句書いちゃった。
でもやっぱり好きです☆



エロ★★★
萌えた★★★★
切ない★★
笑える★★
買って良かった★★★


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