青天の霹靂だ 氷川千博35歳
男の城之内と恋に落ちたのはいいとして(いいのか?)
抱かれる側なんて想定外だっ!
<あらすじ>
会社員、氷川千博。自分でいうのもなんだが、モテないほうじゃない。更に言うと可愛けりゃ男もイケる。もちろんそれはこっちが抱く場合の話だ。しかし俺の喰いまくり人生は、広告制作のクライアント・城之内に出会って狂わせられた。何たる不覚。年下の城之内に抱かれることになるなんて。アラフォーのこの俺が―!
リーマンオヤジ受と聞いて。
岡田冴世先生の作品は初読みでしたが
なんか時々体のバランスが気になってしまうのは私だけか。
(頭のデカさとか足の短さとか所々気になるんだ・・・)
アラフォーの会社員、氷川は
可愛い子を見るとウインクをして誘う癖があるんですが
いつもの癖で、仕事中のクライアントにも
ウインクをしてしまい、
ゲイの城之内につきまとわれる様になります。
まあ、ウインクして誘うとか
いつの時代のトレンディードラマですか?とうい感じですが
お陰で、まだ35歳だというのに
立派なオヤジっぷりを醸し出してくれています。
しかし自分は攻だと信じて疑わなかった氷川さんが
城之内に抱かれて、受を経験した事で
不本意にも気持ち良くなってしまい
プライドがズタズタにされる姿が笑えます。
想定外の事にうろたえて
「俺って女っぽいか?」と聞いたり
「よかったでしょ?」と聞かれて否定できなくて赤くなったり
ライバルの出現でジェラったり
どんどん受っぽくなっていく氷川さんが可愛いです。
半年前に違う男に告白された時には
余裕で「あと10年経ったらな」なんて言ってて
思いっきり攻っぽい顔だったのにww
最終的には、氷川が自分から誘うまでになり
攻と受に落ち着いたように見えるんですが
「俺は男だから 抱かれるだけじゃ納得できない
いつか抱くからおまえを 好きなんだから」
と、堂々のリバ宣言。
つーか、オヤジ受と聞いて買ったこの本ですが
もしかしたら城之内が受の方が
萌えるかもしれないと私は思いました。
普段はすごくクールで余裕たっぷりなのに
閉所恐怖症で怖がっている所とか
ちょっと受っぽいと思ったんだぜ・・・。
それから、途中で出てきた城之内の兄が
所々、意味ありげにアンニュイな感じで
何か深い事情を抱えてそうだったので
続編ではその辺も深く掘り下げてくれる事でしょう。
まだシリーズは続いているそうなので♪
あ、あとリーマンものには必須の
ネクタイで手を縛るプレイもありますので
そちらも必見です。
しかし、個人的には
35歳がオヤジとかアラフォーとか呼ばれるのは
ちょっと複雑なんですが・・・
35歳ってまだまだオニーサンですよねぇ。
エロ
★★★
萌えた
★★★
切ない
★★
笑える
★★★★
買って良かった
★★★
1. 激しく同意
最近30歳でオヤジ扱いしてるマンガが多いので、実にけしからんっ
“オヤジ”なめんなっ!!プンスカプンスカ
>ヲリさま
30歳なんて全然オヤジじゃないですよ。
つーか私もアラサーなんでオバサンなんて言われたら悲しいですよ!
オヤジはやっぱり40代以上じゃないと☆