――君はやっぱり馬鹿だよ 泣く程 私が好きなのに
どうして私から離れたいなんて言ったんだ
<あらすじ>
創幻堂出版に勤める六車くんには愛する作家がいる。我が儘で気紛れ、だけど才能溢れるミステリ作家の由利京一郎だ。そんな由利先生と恋人のような関係になったものの、そこに貴族のお坊ちゃま作家、佐倉先生が横槍を入れてきたり、由利先生の婚約者の女学生が現れたり、相も変わらず六車くんの悩みは尽きず……
純情可憐な六車くんと偏屈な由利先生の喧嘩あり、愛ありの愛しき日々の物語。
「
由利先生は今日も上機嫌」の続編、待ってました~
昭和初期の小説家と編集担当という設定ですが
やはりこの雰囲気がたまりません。
相変わらず由利先生の我が儘に付き合って
オモチャのようにされている六車くん。
今回は、由利先生のほかにも
新しく佐倉先生のという作家さんも登場します。
この佐倉先生が由利先生に負けず劣らず、
なかなかの変わり者で
こちらも六車くんをいいようにオモチャ扱いしているのですが
私は佐倉先生のキャラも大好きでした。
ちょっとくらい佐倉×六車のラブシーンがあっても
良かったのになー
「身震いする程優しく愛しんであげよう」
なんて言うから
ものすごいエロを期待してしまったのは私だけでいい。
(佐倉先生は本当に母のような存在として見てただけなの・・・?)
さらには由利先生の婚約者という女の子まで登場し
今度は六車くんが嫉妬してしまうのですが
ちょっとしたすれ違いのお陰で
由利先生の担当を辞めるまでの騒ぎに発展してしまい
「もう担当じゃないから」と
寂しそうな目で平気な振りをしている二人が
じれったいんです。
あああああもう六車くん、
由利先生が可愛くない性格なのは分かってるんだから
売り言葉に買い言葉で
担当降りるなんて言わないで~!
それにしても今回は、由利先生が
「まさか・・・ き・・・嫌いに(小声)
なったとか言うんじゃなかろうな!?」とか
「馬鹿だな」と言われて泣き出した六車くんに
「な・・・なにも本気で言ってるのではないぞ泣くことはないだろう」とか
うろたえているシーンがいっぱいあって可愛かったです。
オッサンが男の子に振り回されている図は本当に楽しいww
たまーに出てくるラブシーンにも萌えたのですが
今回はやはり、由利先生の可愛さが異常。
「もしかして・・・焼き餅ですか!?」と言われて
「違う!」と即答したツンデレの由利先生。
「先生はいじわるです・・・我が儘だし時・・・々怒りん坊で」
と泣く六車くんに
優しく
「それはいけないね反省しよう」と笑う
妙に優しくて素直な由利先生。
(まぁ全然反省している風には見えない訳だが)
描き下ろしで平蔵(ネコ)を抱いて
微笑みながらうたた寝している由利先生。
あーもう私をこれ以上萌えさせて
どうするつもりなんだよ由利せんせええぇぇぇぇぇ!!!(落ち着け)
という訳で、どっちかと言えば
六車くんよりも
由利先生に萌えてしまった作品でした。
期待通り、面白かったです!
エロ
★★
萌えた
★★★★★
切ない
★★★
笑える
★★★
買って良かった
★★★★★
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1. 由利先生ぃぃぃぃ(≧ω≦)
前作のホンワカ雰囲気を期待してると、結構グッサリやられちゃうゾ!みたいなww
佐倉先生とのエロを期待したのは、アタクシもです(///ω///)
ちょっとくらい六車くんを襲ってくれてもいいんじゃない佐倉先生~
佐倉先生おいしいキャラなのにな~~~(≧3≦)ザンネン
コレ、もう続編ないんですかねー?
アタシ、すっごい好きなんですけどっ由利先生(≧□≦)ぞーくーへーんんん
>ヲリさま
ですよねーーーーー
襲われてる所に由利先生が助けに来るみたいな?(ベタだなー)
佐倉先生がエロに本気出す所が見たかったです・・・。
佐倉先生の服装も好きでした。
ぜひとも続編見たいですよね。
まぁ、相変わらず六車くんが由利先生にオモチャにされているのは変わらないんでしょうけどもww