姉さん 僕は今 あなたの幸せを横取りしたいと思うような
嫌な弟なんだ――
<あらすじ>
父の経営する会社で働く大和は、上司であり姉の婚約者である坂口に、密かな恋心を抱いていた。結婚式の前日、坂口と二人きりになった大和は、拒絶を覚悟で、想いを告白してしまう。しかし、坂口は大和の想いに応えてくれ、そのまま抱き合ってしまうが――。
兎オトコ虎オトコの本間アキラ先生の既刊コミックス4冊が
昨年末、新装丁版で再出版されました。
昔の作品を読んだことがなかったので
試しに一つ、買ってみたのですが
多少、古さは感じるものの丁寧な絵でかなり満足です。
新装丁版は、初回限定版に描き下ろしペーパーが付いていますので
お買い上げの場合はお早めに☆
■最後の肖像
姉の婚約者に密かな想いを抱く弟のお話です。
物語的には、昼ドラっぽいベタな展開ですが
二人が惹かれあう雨の中のシーンや
初めてのキスシーンなどの描写がものすごく美しいです。
(キスシーンめちゃめちゃ萌えたわ!)
坂口を「石膏像のように綺麗」と見とれたり
「彼の絵を描いて、
紙の中に彼を閉じこめて僕だけのものにしたかった」
と独占欲を出したり
ひとつひとつのエピソードが丁寧で
すごく雰囲気がある作品だなーと思った。
二人で温泉旅館に行った時に
ほどけた帯を直してあげようとして、そのまま見つめ合いながら
結局全部ほどいてHになだれ込むシーンは
思わず叫びそうになるぐらい萌えたからね!(ごろんごろん)
浴衣プレイ大好物。
■天国への階段
死刑囚とFBIという、ちょっと難しい設定です。
これは・・・個人的にはあまり得意じゃないジャンルですが
フツーに映画みたいな作品だなーと思いました。
(エロも少ないしな!)
全く正反対の2人が次第に惹かれ合いますが
囚人は死刑執行を控えていて
執行前日に別れを惜しみながらのHシーンはせつないの一言。
しかしハッピーエンドなので読後感は良いです。
「お前は粉ミルクくさい」と言いながらのキスシーンが可愛い。
本間アキラさんのキスシーンとか、Hシーンまでの流れとかが
個人的にすっごくツボです。好き。
古い作品でもやはり面白かったです。
絵が古いと言ってもそんなに抵抗なく読めました。
残り3冊も全部買おうと思っています♪
「兎オトコ虎オトコ」の2巻はいつ発売になるんだろう・・・
ドラマCDの2巻は5月発売だそうなので
それよりも前かなー?と思ってるんですけどねー
非常に楽しみです。
エロ
★★
萌えた
★★★★★
切ない
★★★★
笑える
★★
買って良かった
★★★★
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