バカだ僕
これが誰かの代わりだとしても それでも彼に抱かれたいなんて・・・
<あらすじ>
NYへ旅行にきたタケルは、ダウンタウンへと迷い込み、危ないところを身なりのいい美貌の男性レイに助けられる。レイの屋敷へ居候することになったタケルは、彼の優しさに触れ、惹かれてしまう。タケルの想いにレイも応えてくれ二人は結ばれるが、レイがNYを支配するマフィアのナンバー2だと知り――。
本間アキラ祭り最終日です。
この本は、新装丁版の中で一番新しい作品というだけあって
だいぶ今の絵に近くて読みやすいです。
個人的には新装丁版4冊の中で、コレが一番オススメです。
■愛が神を殺す時
NYのマフィア×日本人。
街中で偶然出会った二人が
立場の違いを乗り越えて惹かれあう様子が描かれています。
相手のことを思って突き放すレイですが
「・・・こんなに好きになったのに
もう会えないなんてあんまりだ・・・」
と泣くタケルに、レイががばっと襲い掛かって
体を重ねるシーンがせつなエロスでとっても良かったです。
泣きながら抱かれる所とか萌えたわー
他にも、二人でホテルに行った時に
「おいで」と言っても躊躇して近づいて来ないタケルに
「・・・なに もうおじさんの相手するのいやになった?」
と優しく後ろから抱きしめるレイに禿げ萌えた。
なにその優しいマフィア・・・
嫌になる訳がないだろう!!!!!!!!!1(興奮しすぎ)
つーかレイは全然おじさんなんかじゃないです。
■偏愛の医学
大病院の医者×小さな診療所の医者。
また医者か!
本間先生本当に医者好きだなwwww
小学生の頃から犬猿の仲だった医者2人。
小さな診療所の土地が大病院に買収される事になって
「いくら欲しいんだ?」と小切手を書き込むシーンがあるんですけど
むりやり組み敷かれて、大嫌いな奴に犯された上に
小切手を受け取るというこの上ない屈辱を味わった篤司。
その小切手、何千万だろう?と思ったら
300万だって・・・
えっ、病院の土地代が300万?安くね?
しかもお父さんはその小切手を見て
「えええっ 三百万!?なんだってっ!?」と喜んでプルプルしてましたけど
300万でアンタの診療所つぶしていいのかよオヤジ。
(もしかして私の読解力の無さのせいで何か見逃しているだけなのか??)
と、なんかちょっと変な所が引っかかってしまいましたが
オチは壮大なツンデレだったという事で、とっても楽しい作品でしたw
という訳で、本間アキラ新装丁版祭りをお送りしてきましたが
好きな順に並べると
愛が神を殺す時
最後の肖像
人生は薔薇色だ
裁かれし者
でした。
やはり、新しくなるにつれて面白くなってきますねー。
今後が非常に楽しみです☆
エロ
★★★
萌えた
★★★★
切ない
★★★
笑える
★★
買って良かった
★★★★
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