まぁ・・・タイトルとあらすじの通り、
三十路の侍が処女を捨てようと必死になる話なんですが
そのあまりの必死っぷりに笑えます。
(動物の)猫の話かと思ったら違うネコだったww
さすらいの旅の中、刀を交える男たちに
処女を奪ってもらおうと頑張るヤマトですが
なかなかその気になってもらえなかったり、
違うカップリングが出来上がってしまって
指をくわえて見ているだけだったりと
なかなかの悲運っぷりにだんだん泣けてきますww
がんばれヤマト・・・
そんなヤマトを尻目に
旅に同行している
万菊丸(おい名前wwww)は
次から次へと色んな男に食われまくっていて
それを見て泣くほど羨ましがっているヤマトには
さすがに私も同情せざるをえなかった。
敵に捕らえられて数人にマワされそうになって
嬉し涙まで流して「今度こそイケる!!」と思っていたのに
襲ってきた人みんなネコ(受け)だった時とかね・・・
この世界、どんだけネコ多いんだよwwww
がんばれヤマト・・・
ロスト・バージンの為なら
紙より軽い侍のプライドを捨てて
あの手この手で男に抱かれようと頑張るヤマトですが
最後、一人の男とイイ感じになり
やっとヤマトも処女喪失か・・・と
私も最終的には
母のような気持ちで見守り始める始末。
結局、最後まで処女喪失できないヤマトは
本当に可哀相でしたが
「処女のまま死んだら成仏できないから
葬儀の前に村長に●姦される」という
ヤマトの国の風習は酷すぎると思ったw
がんばれヤマト・・・
という訳で、とてもテンポが良くて笑える一冊でした。
これは発想の勝利ですね~
九州男児さん中でもすごく好きな作品です。
あとがきの「ネコ侍誕生秘話」とか
森蘭丸コンテストレポートとかも面白かったww
オススメの一冊です!
エロ
★★★
萌えた
★★
切ない
★
笑える
★★★★★
買って良かった
★★★★
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