同僚で抜いてしまった しかも男で
はぁ・・・我ながら妄想力逞しい・・・ 俺、バイだったのか?
<あらすじ>
恥ずかしくなんかないよ すごく興奮する…
【代議士の愛人の子】という派手な生まれながら、真面目でクールな堅物に育った吉本は、地味な公務員として児童福祉事務所に勤務していた。しかし同僚である児童心理司・黒部の屈託のない明るさにふれ、肩肘を張って生きてきた孤独に気づき、不覚にも涙をこぼしてしまうが…!?
公務員の皆さんが乳繰りあうお話を
一冊にまとめたシリーズ。(ひどい要約)
ドラマCD化もされたという事で読んでみました。
鷹丘モトナリさんの本は初めてだったのですが
絵がキレイで読みやすいですねー。
公僕というからには堅苦しいのかな?と思っていたけど
わりとコメディタッチで楽しい作品です。
■児童福祉司・吉本の場合&児童心理司・黒部の場合
人懐っこい後輩×マジメな先輩。
地元代議士の愛人の息子という複雑な環境に生まれ
様々なしがらみの中生きてきたところ
「そのままの自分でいいんだよ」と言われて
後輩の黒部をどんどん好きになってしまう吉本。
それにしてもモトナリさんは、私が
ネクタイつけたままワイシャツ脱がされるプレイが
大好物だという事を知っていらっしゃるな・・・!(んな訳ない)
妄想シーンと本番シーン、えろかったです。
■警察官・津田の場合
本屋の店長×おまわりさん。
書店で万引き・人質騒動があったりするんですけど
ずいぶんアッサリ解決するなーと思ったww
そして、
「もしかして好きかも」⇒「試してみる?」⇒フェラ
の流れが異常に早くて吹いた。
このフェラシーンはおまわりさんが制服着ててくれれば
もっと萌えたと思うんだけど・・・ちょい残念。
■市役所職員・保科の場合
文房具屋×市役所職員。
キスの後に告白したり
婚姻届書いた後にプロポーズしたりして
「順番が逆だろ!」「そっか」という会話が可愛かったです。
結婚できない関係は不毛だと言いながら
あっさりプロポーズを受けていましたが
はたして、日本で同性結婚が可能になる日は来るのでしょうか。
巻末の描き下ろしでは
それぞれの登場人物が居酒屋に集合して
ラブラブっぷりを見せてくれるのですが
ゲイバーじゃないのにゲイしか居ない居酒屋www
わろたwww
公務員シリーズという事でお仕事に関する描写が多く、
各作品の最後には”公務員ひとくちメモ”みたいなものがあって
ちょっと為になる一冊でした。
カバー下もなかなか面白いので要チェックです。
エロ★★★
萌えた★★
切ない★★
笑える★★★
買って良かった★★★