だって、いきなり
「オレの事好きだっていう後輩とHしちゃってさ~」
みたいな軽いノリから始まるもんだから
てっきりギャグ系のストーリーなんだとばかり・・・wwスミマセン。
でも、そんな大事件を飲み会の席で皆に発表するのは
やめとけと言いたい。
ずっと親友に片想いしていたサラリーマンの陸朗は
アテ馬の存在を知り、「取られてたまるか!」と
自分の気持ちを伝える事を決意します。
しかし今までずっと友達の関係を大事にしてきたので
なかなか言い出すタイミングがつかめず、
ちょっとずつ気持ちが漏れ出してしまう陸郎と
それに気付いてしまって、ぐるぐる考え込む和久井。
もう、2人の気持ちの描かれ方がとても丁寧で
わたくしずっと床を転がりながら読みました。
これこれ!私こういうBLだいすき!
木下先生はこういう心理描写がとても上手だと思います。
十年以上親友だと思ってた男に告白される事が
裏切りだと思ってしまうなんて
とっても切ないじゃないですか・・・
そして、ちゃんと考えるからと言われて
あらためて和久井を好きだと思って涙する
ラストシーンの陸朗がこれまた切ないのよ・・・
でも苦しい切なさじゃなくて萌える切なさなのよ!
ああああこんな所で終わるなんて
また生殺しか!!(ゴロンゴロンゴロン)
リーマンで同級生で十年愛という
木下先生のツボを詰め込んだ作品だそうですが
私もこういう設定大好きです。いいぞもっとやれ。
あ、あと巻末の描き下ろしで
学生の頃の陸朗が、赤い顔して和久井のリコーダーを持って
「いくらなんでも変態すぎないか」と躊躇するシーンが
今回、一番の萌えポイントでしたwwwかわいいw
おしごとを頑張るシーンもたくさんあって
リーマンものが好きな方にはオススメの作品です。
二章ではラブラブな二人が見られるのか、
すごく楽しみですね~
エロ
★
萌えた
★★★★★
切ない
★★★★★
笑える
★★★
買って良かった
★★★★★
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1. 一段と転がってますねww
まさかまさか
2冊とも切なさにうちひしがれそうになるなんて!!!
十年以上親友だと思ってた男に告白される事が
裏切りだと思ってしまうなんて>
ココはすごく泣けたし
また最後のリクローの「好きなんだー」っていう描写がものすごく胸を打たれて
あー木下さんやってくれた(;□;)
と、思わず叫びましたよww
どちらの気持ちをとっても
切ないとかもー何ソレ?
帯の変態リクローさんを見て
まさかこんなに切ない1冊になるとは思いもしなかったです!
2章はホント
ラブラブでありますようにと
願わざるおえませんね(≧人≦)
エロもないし
ましてやチウすらもない1冊なのに
こんなに「読んだー!!!」という充実感が味わえるのは
ホント木下さんサマサマですよね!!!!
あー2章楽しみだわwww
>ヲリさま
まさかこんなに切ないとは・・・
でも「幾千の夜」よりも明るい結末が予想できるので、素直に萌える事ができました。いっぱいゴロンゴロンしましたww
最後のリクロー泣けますよね・・・
次巻予告ではちょっとラブラブの兆候が見えていたので、楽しみにしたいと思います!
>エロもないし
そうそう。話が面白くて満足してしまったので、エロとかチューが無いことにしばらく気付きませんでした。私とした事が!ww