あきらめきれない ずっと好きだった 今も好きだ
大人になりたい 上手に手を離して だけど今も
昨日より去年より はじめて会った時より 好きだ
<あらすじ>
「殺したのは、オレだ」 ――衝撃の告白を聞いた克哉(かつや)は透を詰り、家を飛び出した。 透が母を殺したという事実より克哉を苦しめるのは、二人で過ごした幸せな日々が全て、償いのための偽りだったかもしれないこと。 自暴自棄になって街をさまよう克哉だが、そこにある男の影が忍び寄り……? 番外篇二篇も収録した、感動の完結巻!!
待ちに待った完結編です。
いやー、泣いた!
自分でもびっくりする位ボロボロ泣いてしまいました。
本編は前半でスキっと終わり、
後半からは番外編が収録されていて
色々な角度から楽しめる一冊になっています。
おまけペーパー付いてくる店舗もありますので
チェックしてくださいね☆
ずっと自分を育ててくれた透から
「母親を殺したのはオレだ」と告げられた克哉。
「人殺し!」と罵り、家を飛び出したものの
透の元彼、黒田に拉致されてしまいます。
透と黒田の過去に何があったのか。
克哉の母親を殺したのは本当は誰だったのか。
謎が解き明かされる度に
何ともやるせない気分にさせられました。
読んでてずーーーっと苦しかった・・・。
事故を目の当たりにして泣き叫ぶ
子供の頃の克哉がこれまた可哀想で可哀想で・・・
ホントに
飲酒運転はダメ、ゼッタイ!!ですよ。
「透に育ててもらったからあんたを殺さずに済んだ」には泣いたし
「やっぱり克哉の事が好きだ」と走り出す克哉にも泣いたし
ずっと我慢してたのにこらえきれなくて
涙が溢れ出す透にも泣いたよ。(泣いてばっかりだな)
1巻を読んだ時には、
なんて重くて救われない話なんだろう
と思って読んでたんですけど
2巻ではだいぶ救われた感じがしましたね。
そして、今回一番萌えたのは何といっても
番外編での
黒田のヤンデレっぷり!!
これは良かった!
まあ彼はひどい事をしたし、許せる事ではないですが
BL的には非常に萌えさせて頂きましたwww
透にあげるために指輪を一生懸命作り上げ
幸せそうな表情を浮かべているシーンと
事故を起こした瞬間のシーンが隣り合っていて
その対比がなんとも言えない絶望感を演出していて
ちょっと鳥肌立ったもん。
こういう所、山中ヒコさん上手いですよねー
そして2つ目の番外編では
待ちに待った克哉と透のエロあり!!!
(あ、スミマセン待ちに待ってたのは私だけかもしれんけど)
帰省する度に玄関で透を押し倒してしまう
余裕の無さにはワロタけど
辛抱たまらんくて寝ている透を犯すシーン等には
今まで我慢してた分
とっても良いエロをたくさん堪能できて嬉しかったですww
あとは「幸せな機械」とかね・・・
すごく幸せそうなのに、なんとなく切ない所がいいですね。
とりあえず、ハッピーエンドで安心しました!
エロ
★★★
萌えた
★★★★★
切ない
★★★★★
笑える
★★★
買って良かった
★★★★★
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1. エンド。
「是」とともに注文していたので、届いたのは元旦でした。年始から、泣かされた・・・;;
想いがすれ違って、うまくいかなくて、それでもあきらめきれなくて。
罪の意識から逃れられない透も、届かない想いを捨てられない克哉も、互いの存在だけで、救われる。
「透に会えて良かった」・・もうね、この一言だけで、充分なんだなって思いました。2人が出会う事の意味が、一言に詰まってる。
小さな克哉が、透に手を差し伸べている場面で、涙腺崩壊だった;;何回泣かせるんだ・・・。
黒田に対しては、決して許されない事をしたけれど、彼もまた、可哀相なひとだったな、と。
指輪のシーンがほんとに良くて、逃げずにいたなら、どんなに良かったかと思いました。(克哉は報われないけどサ)
克哉と透のエロも良かったですね~
あのガッつきが、好きwwwwいいぞ、もっとやれ。
ハッピーエンドで良かったです。見えなかった透の想いも垣間見れて、切なさが残るけれど、幸せそうで。
「買って良かった」に、私も満点♪
今年は、ヒコさんの【王子と小鳥】のドラマCD、【花は咲くか】もドラマCD出るそうなので、超楽しみですね~
>ayahitoさま
元旦まで待たされたのは大変でしたねー
なんという焦らしプレイww
>「透に会えて良かった」
この一言に尽きますね。
ずっとウルウル状態でしたけど、このシーンはもうダダ漏れでした。
黒田も、逃げてさえいなければ、もっと違う未来が待っていたかもしれないのに・・・本当にやるせない。
でもその分、ハッピーエンドがすごくジーンと来ました。
2人には本当に幸せになって欲しいと思ってしまいます。
>【王子と小鳥】【花は咲くか】
そうそう!楽しみですよね~
今年も楽しみなものがいっぱいで嬉しい悲鳴ですww